トップギアスタッフ、マークのガレージ紹介

トップギアスタッフ、マークのガレージ紹介8:ネットでブラバス 560SELを買っちゃった

インターナショナルで有名なカメラマンであるマーク リッチオーニは、何年も何年もTGと一緒に仕事をしている。で、写真を撮っていないときは、「けしからん」クルマを購入しているのだ。日本車のチューニングが大好きなマークだが、ここでは、彼の中毒性とその世界を共有しよう。

インターネット上に友達がいることが少し奇妙に思えたのは、つい最近のこと。もちろん、その友達の写真というのがオルタナティブメタルバンド、Slipknotのアイコンで、ユーザーネームがXX_GOATSLAYER_99だったときは、それは正当な懸念だったと言っていいだろう。しかし、2021年には、特にこの1年間、人間が正気を保つためにインターネットに依存していたため、今では完全に普通になっている。

もう少し具体的に検索すれば、怪しいネット上の友達はまだたくさんいる。かつてあった闇サイト「シルクロード」のような方法ではないが、あまり良いことでもない。しかし、もし彼らが非常に特殊な自動車文化に興味があり、ドイツのようなところから来たのなら、その可能性は素晴らしくエキセントリックか、人食い人種であるかのどちらかだ。

ティル デンブリンクを紹介しよう。彼は食人者ではなかったが、ドイツ人だ。そして彼は、他のデジタルな友人を通してデジタルで知り合った人物でもある。このコラムを面白くするための最新のバカげた買い物の全責任も彼にある。そして、私が個人的な言い訳をすべて使い果たし、今度は他人のせいにする必要があると思われるのなら、まったくその通りである。

古い車を暗号通貨のように買うことの問題点は、InstagramのFXトレーダーと同じで、突然、知らない人たちがあなたに買いたいものを送り始めることだ。さらに問題なのは、私には自制心がないこと。今、引き金を引かなければ、このチャンスは二度と訪れないと、脳が瞬時に判断してしまうのだ。

そんなわけで、昨年はCランクのブラバス560SELを買ってしまった。ある専門家によると、走行可能な状態にするために約17,500ポンド(280万円/ボディワーク除く)の作業が必要とのことで、いまだに動かないクルマ。直接お会いしたことはないので、そのオーナーは、二重窓を3回買ったことのある85歳の女性の声だと思うしかない。

弁解すると、ブラバス W126が売りに出されることはよくあることなのだ。私の理解では、だいたい9カ月に1回くらい。というのも、最近またクラシックなブラバス(フェイスリフト前の500SEL)が売りに出されたのだが、今度はベルギーだった。広告がドイツ語で書かれていたので、ネット友達のティルに在庫の確認をお願いした。よし、電話。「後で車を見に行くから、お金はいつ送ってくれるの?」とボイスメッセージ。「この車は動くから、デニスも一緒に乗って帰るよ。現金で送ってくれ、もっと安く買えると思うんだ」

2台目のブラバスを買うのは、思っていたより少し進展があり、またしてもPayPalで数千ユーロを男性に送り、違う国の知らない車を買うことになった。「ブラバスに友人がいるから、車体番号を調べて何か情報がないか調べてみるよ」と、ティルはまたボイスノートで付け加えてくれた。

その言葉通り、情報は得られた。このW126は560SELエンジンを搭載し、オランダ、ドイツ、ベルギーに渡った後、ブラバスのアクセサリーを身に付けていた。しかも、後部座席にはトルコでの結婚式の招待状が飾られていた。

数日後、ティルからまたメッセージが届いた。彼は今、ブラバスの前に立ち、別のブラバスW126とS70 AMG W140に囲まれていた。さらに数時間後、ティルはブラバス・クラシックの前にいた。「入れてもらえなかったんだ。「でも、近いうちにもう一度トライしてみるよ」

同じメッセージの中で、ティルの友人がトランクに閉じ込められ、そのスペースを確認する短い動画が添付されていた。これがドキュメンタリーに使われないことを祈るばかりだ。

殺人ミステリーはともかく、デンブリンクさんのような人がいるからこそ、自動車産業は面白いのだ。私たちは皆、根本的に少し変わっていて、公共の場で一人にしておくべきじゃない。しかし、私たちは、すべての常識を覆すこの愚かな金属片への愛によって、一体化されているのだ。

というのも、ブラバスのトランクマウントのエアリアルを手に入れるべきだとティルに軽口を叩いた後、彼はドイツのSGS Stylingからそれを手に入れる手配をしてくれたのだ…400kmも離れているのに。

【KINTO】

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