トップギアスタッフ、マークのガレージ紹介

トップギアスタッフ、マークのガレージ紹介7:日本で病院に運ばれた話と、フェラーリ 360 チャレンジをめっちゃ快適なロードカーにする話

インターナショナルで有名なカメラマンであるマーク リッチオーニは、何年も何年もTGと一緒に仕事をしている。で、写真を撮っていないときは、「けしからん」クルマを購入しているのだ。日本車のチューニングが大好きなマークだが、ここでは、彼の中毒性とその世界を共有しよう。

数年前、日本での仕事中に体調を崩し、入院することになった。COVID-19ができるずっと前から、私は日本人が食べている刺身の量を大幅に超えることをはじめ、ある種の食の暴挙に出ていたのだ。で、結局、胃腸炎で痛みに耐えながら転げ回っていた。

まず、日本人用のストレッチャーに乗せられた。つまり、ドイツで食べる巨大なブラットヴルストのように、小さなパンに載せられて運ばれるのである。そして、腕を伸ばせない軽自動車サイズの救急車に乗せられ、JDMの縁日のワルツを踊る人みたいな勢いだった。最後に、私は含み笑いされながら看護師たちに運ばれるという、80年代のSF映画の冒頭に出てきそうな恐ろしい状況になった。

日本の車椅子に乗るために、北海道に古くから伝わる手足の折り紙の形になろうとしたのだけれど、私は日本文化のあらゆる側面に憧れているが、自分の体格は理想からほど遠いということを何度も思い知らされた。

このことは、数年後に日本からフェラーリ 360 チャレンジを購入したときにも、はっきりとわかった。そこにはレース用のバケットシートが装着されていたのである。そのバケットシートは、日本人がケータハム セブンと見なしたのであれば、自分にとってはハマー H2サイズになる。ライザップなどどんな流行りのダイエット方法でも、私をこのバケットシートに快適に座らせる減量計画はこの世に存在しないのだ。

解決策は?もっとシートが大きくなることだ。もっと大きく、もっといいものを。だったら、ロードシートやレースシートの世界では、レカロの右に出るものはいない。そして、ここを読んでいるあなたはすでに、驚くほど長い時間をそのシートで過ごしていることだろう。飛行機、列車、そしてほとんどすべてのOEM供給先が、長年にわたってレカロを信頼してきた。それはRS ターボのようなカルト的な名車から、すべてのクラブスポーツ ポルシェ GTモデルまで含まれる。

私がいつも愛用しているレカロは、「ポールポジション」だ。レーシングカーにもロードカーにも似合うこのデザインは大好き。でも、適切なバージョンを手に入れることが重要だ。例えば、レースに参加するのであれば、FIA公認でロアサポートが追加されたものが必要だというようにね。

シャキーラの言葉を借りれば、私のヒップは嘘をつかない-33年にわたる食べ過ぎの歴史を物語っているのだ。ポールポジション ABEは、コーナリング中に体を固定するサポート力を失うことなく、より広いヒップエリアを確保している。360 チャレンジのレーシングカーをロードリーガル化する価値があると考える人に最適なものとなる。

私はS クラスでもない限り、レザーシートはあまり好きではないので、ホワイトレタリングとハーネスホールを備えた信頼性の高いファブリックを選んだ。色は?このクルマは微妙なところがないので、当然赤。オリジナルのレースシートも赤だっただろう。

とはいえ、6点式ハーネスをシートベルトとして使用するフェラーリは、まだまだ実用的とはいえない。でも、このクルマで味わうことのできる、背中の感触というのは、何ものにも代えがたい喜びなのだ。

【KINTO】
=海外の反応=
「うちの子はScottっていうフェラーリを修理するYouTuberのチャンネルが好きだ。ラトラッサという名前の人が、360 スパイダーに360 ストラダーレのエンジン、ギアボックス、その他のパーツを交換して、360 スパイダー ストラダーレというユニークな車を作っているのだが、上の写真で見るとRicciのガレージと同じように見えるよ」

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