トップギアスタッフ、マークのガレージ紹介

トップギアスタッフ、マークのガレージ紹介2:フェラーリ 360 モデナ チャレンジ

インターナショナルで有名なカメラマンであるマーク リッチオーニは、何年も何年もTGと一緒に仕事をしている。で、写真を撮っていないときは、「けしからん」クルマを購入しているのだ。日本車のチューニングが大好きなマークだが、ここでは、彼の中毒性とその世界を共有しよう。

ロックダウンが解除されて以来、クルマで出かけることも多くなったって人も多いだろう。生後6ヶ月の赤ちゃんがいることが強く関係しているのだろうが、使用したおむつは、近所のテスコで即座に取り替えるべきだと強く思うようになっている。

世界的なパンデミックやマスクつける/つけない戦争が起こる前は、運転することが当たり前だと思っていたかもしれない。だが、次第に面倒に感じることも増え、飛行機にすることが多くなっていた。それに、最近だとZoomばかりに。しかし、「行ってはいけない」と言われた瞬間、私はその逆のことをしたくなる性分のようである。

このように長々と紹介したのは、『トップギア・ジャパン 046』のイベント「スピードウィーク」で私が移動したことを正当化するためである。それはアングルシーで、その過程で北ウェールズの最高の道路をいくつか横断することを意味していた。

自動車の写真を撮ることを生業としている場合、快適で実用的でありながら、途中で故障して撮影が台無しにならないような信頼性の高い撮影用車両を選ぶことは、常にバランスのとれた行為と言える。そんな中、フェラーリ 360 チャレンジ レース カーは、スピードウィークの企画にぴったりだと思ったのだ。

一人乗りなのでソーシャルディスタンスに準拠しており、100リットルの耐久用タンクを搭載しているため、一度も停止することなくアングルシーまで到達することができる。私は出発時より10センチほど背が低くなり、バファリンでハイになりながら到着したが、少なくとも遅刻はしなかった。

往復800kmの旅に出る前に、ひとつだけ事前に対処しておかなければならないことがあった。タイヤである。「サーキット走行用のタイヤ」というのは、なぜか日本語ではあまり通じない。360が履いていたのは、トレッドが少しくぼんだレーシングスリックとしか言いようがないもの。暑い夏の筑波にはいいが、9月のアングルシーには不向きなタイヤだ。

レースカーにオールシーズンタイヤを履かせるのは、ウサイン ボルトにクロックスを履かせるようなものだ。でも、ちゃんとしたランナーを履かせれば、本当のマジックが起きる。フェラーリの場合は、TOYO R888 Rのサーキット走行用タイヤを装着している。偶然にも、ヤフオクで落札したBBS RE700のホイールと同時に届いたのである。

TOYOのR888は、これまで様々なクルマに装着してきた。初代R26.Rメガーヌにも標準装備されていたんだ。見た目はピリッとした感じなのに、サーキットを走っても走らなくても、ちゃんとしっかりしているんだよ。しかし、トーヨーは17インチと18インチでまともなサイズを提供している数少ないメーカーのひとつであり、政府からの助成金を必要とせずに購入できる。

もちろん、アングルシーまで運転していって、サーキットでちゃんと走らないわけにはいかないが、それは今後の更新に取っておくことにしよう。

【KINTO】

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