【絶賛】ジェレミー クラークソン「絶対的な喜びだ」 今一番欲しい車にレクサス LFAを挙げる

元『トップギア』の名物司会者であり、世界一の辛口自動車評論家として知られるジェレミー クラークソンが、「今一番所有したい車」として名前を挙げたのは、日本の至宝「レクサス LFA」だった。車のデジタル化やEV化が進む中、彼が「ピークカー以前の車」と評し、ヤマハ製V10エンジンの咆哮を「魔術」とまで呼んで愛してやまない理由とは。


「LFAは、私がどうしても所有したい車として、いまだに頭の中に住み着いている」とジェレミー クラークソンは語った。「あれはまさに『ピークカー(※1)』以前の代物だ」

『Autocar』のポッドキャストで語った、元『トップギア』および『グランド ツアー』のプレゼンターは、もし今何か一つ買えるとしたら、ランボルギーニ レヴエルト(※2)――「驚異的で、信じられないほどエキサイティングで、ランボルギーニはこうあるべきだという車だ」――と、V10エンジンを積んだレクサス LFAがかなり欲しいと認めた。

シートベルトをうまく締めることができない(※3)とか、「ジッポライター並みの燃料タンク」しかついていないからEVの方が実用的だろうなどと思いながらも、彼はいまだにレクサスの限定生産されたゼロ年代(※4)の5.0リッター スーパーカーを渇望している。なぜなら「あの音がするから」だ。

内燃機関によって生み出される音、それはクラークソンによれば、車の「魂」である。

「LFAが出た時、世間のレビューはなんだか…誰も興奮していない感じだった。そして私が運転してみたら、もう下半身が元気になりっぱなし(※5)だったよ。その音を私は『傷ついた熊』と表現した。泣き叫ぶような音だ。それに、あの頃は珍しかった、動かせるダッシュボード(※6)もついていた」

「『なんてこった、これはまさに絶対的な喜びだ』と思ったよ。そうしたら、(開発した)エンジニア(※7)から最高に素敵な手紙をもらったんだ。『あなたが現れるまで、私の車を本当に理解してくれた人はいませんでした』ってね。彼はとても喜んでいた。そして、その車についての本を送ってくれたんだ。世界で一番退屈な本だったけど、ものすごく詳細だったよ!」

「あれは、私がいまだに宝物にしている車だ」と彼は付け加えた。

電気自動車に対する彼の見解は、もちろんよく知られている。「絶対に買わないね」と彼は言った。「私には理解できないし、あの運転特性も好きじゃない。車のエンジンを取り上げたら、魂を奪ったのと同じだと思うんだ。そして、魂のないものを愛することはできない。エンジンの他に、何が車に魂を与えるんだ? エンジンだよ」

「本当のところ、私はエンジンがどうやって動いているのか理解していないんだ。だから、良いエンジンを見つけると大好きなんだよ。まるで魔術(witchcraft)みたいだからね。この素晴らしい音を奏でるエンジンを作り出すために、魔法(sorcery)が起きたんだ」と彼は語った。

【補足・注釈】
※1 ピークカー(peak car): 自動車の進化や魅力、あるいは自動車文化が「頂点」に達した時代のこと。ここでは、車が過剰に複雑化・デジタル化・重量化する直前の、最も純粋に楽しかった時代の車を指している。
※2 ランボルギーニ レヴエルト: アヴェンタドールの後継となる、V12エンジン+3モーターのプラグインハイブリッド スーパーカー。
※3 シートベルトを締めることができない: ジェレミーの体型が大きいため、スポーツカーのタイトなシートやシートベルトに苦労するという彼のお決まりのジョーク(実際にLFAのシートベルトにはエアバッグが内蔵されており、分厚く扱いにくいという特徴もある)。
※4 ゼロ年代(Noughties): 2000年代のこと。LFAの発売は2010年末だが、コンセプト発表や開発は2000年代を通じて行われていた。
※5 下半身が元気になりっぱなし(priapic): 原文の"priapic"は「持続勃起症の」「男根の」を意味する英単語。ジェレミーらしい、極端な興奮状態を表す下品なジョーク表現。
※6 動かせるダッシュボード: LFAに採用された、ステアリングのスイッチ操作でリングが物理的にスライドする可動式デジタルメーターのこと。
※7 (開発した)エンジニア: レクサス LFAの開発責任者(チーフエンジニア)を務めた棚橋晴彦氏のこと。

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=海外の反応=「もしレクサスのBEV LFAコンセプト(※8)にゴーサインが出たら、ジェザ(※9)はショックで死にたくなるだろうな ;-)」
↑「彼がその存在に気づいているかどうかすら怪しいけどね」
「ヨーロッパで売りに出されてるLFAはたった1台だけで、価格は160万ユーロ(約2億6400万円)だってさ 😱」
↑「ありがとう、わざわざ検索する手間が省けたよ」
「ここ最近聞いた中で、最高のインタビューだった」
「トヨタが、あの壮大なヤマハ製V10の傑作を、あんな醜いカムリみたいなドレスで包んでしまったのは本当に残念だ」
↑「そんなこと言ってる奴、お前以外に誰もいないぞ(※LFAのデザインは素晴らしいだろ)」
【コメント補足】
※8 BEV LFAコンセプト: レクサスが発表した次世代の電動スポーツカーコンセプト「Lexus Electrified Sport」のこと。
※9 ジェザ(Jezza): ジェレミー クラークソンの愛称。

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