【初代NSX復活】JAS×ピニンファリーナによる伝説のレストモッド、その名は『転生(Tensei)』に決定

ホンダの長年のレースパートナーであるJASモータースポーツが、イタリアの名門ピニンファリーナとタッグを組み、初代NSXを現代に蘇らせるプロジェクトを発表した。その名は日本語で「再生」を意味する『転生(Tensei)』。フルカーボンボディに高回転型V6エンジンを搭載した、アイルトン・セナも愛した名車の究極の進化形とは。

JASモータースポーツが最新プロジェクトの名前を明かした。その名は「Tensei(転生)」だ。どうやら日本語で「再生(rebirth)」を意味するらしく、それは主にアイルトン セナのお気に入りだった旧車、初代ホンダ NSXの帰還を示すからである。

今年目にするであろう、最もクールなレストモッド(※1)へおかえりなさい。ホンダの長年のモータースポーツパートナーであるJASは、著名なスケッチブック愛好家(※2)であるピニンファリーナと手を組み、1990年代のスーパーカーのアイコンを復活させた。

そして先月、富士スピードウェイにて選ばれた顧客グループだけに「明かされた」その名前は、JASとピニンファリーナが展開しようとしている哲学を示すものだ。ボディはフルカーボンファイバー製となり、エンジンはホンダオリジナルの自然吸気V6を目が回るほどの興奮を覚えるまでいじり倒し、6速マニュアルギアボックスが組み合わされ、各車両はオリジナルの市販車をベースに製作されることが分かっている。

「『転生』は、競技の世界から派生した最先端技術と高度なメカニズムを特徴とします」とJASは語る。JASは競技の世界において、そこそこの経験を持っている。まあ、およそ30年ほどだが。

全貌は来年公開される予定だ。それまでの間、いくつかの新しい写真を紹介しよう。セナのように、白い靴下を探しておくのがベストだ…。

【補足事項】

※1 レストモッド (Restomod): レストア(復元)とモディファイ(改造)を組み合わせた造語。旧車の外観を保ちつつ、中身を現代の技術でアップデートする手法。

※2 著名なスケッチブック愛好家: 世界的に有名なイタリアのデザイン会社「ピニンファリーナ」を、あえて軽く表現するTop Gear流のジョーク。

JASモータースポーツ: イタリアに拠点を置くレーシングチーム・コンストラクター。ホンダの公式パートナーとして、WTCC(世界ツーリングカー選手権)やTCR規定のシビック・タイプRの開発・運営などで知られる。


【初代NSX復活】JAS×ピニンファリーナによる伝説のレストモッド、その名は『転生(Tensei)』に決定

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=海外の反応=
「こいつら、実際にこの手のレストモッドを作ったことあるのか? 記事になるやつのほとんどが、誰でも作れそうな3Dレンダリング画像だけで、金持ちの買い手を一本釣りしようとしてるだけに見えるんだが。で、カモが見つからなきゃそれっきりだ。法外な値段の説明もそれでつく。量産する気なんてさらさらなくて、想像力より金のあり余ってる一人のために、ワンオフをでっち上げる採算を合わせたいだけなんだろ。こういう記事は広報資料の焼き直しだよ」
「あの美しいデザインは中野正人氏によるものだ。ピニンファリーナはそれをコピーしただけ」
「若い頃、ディーラーでオリジナルのNSXを見ていた時のことだ。一人の男が入ってきて大声で言ったんだ。「妻に赤いのを一台、私に黒いのを一台くれ」ってね。売りつけようとしてるんじゃない、買うって言ったんだ。この車に対して、私もそういう男になりたいもんだよ。美しく、控えめで、優雅で、魅力的だ」
「これこそホンダが作るべきものだろ。飛ぶように売れるぞ」
「ゴージャスだ。でも、なんで完全な量産車の後継モデルとして作らないんだ?」
「リトラクタブルヘッドライトが見えるような気がするんだが?」
↑「その通り。
いじるには最高の、時代を超越したオリジナルデザインだからな。
キャノピー(コクピット)のモチーフを拡張するために、テールの三角形の部分をスモーク化するってのはどう思う?」
「オートバックス スーパーGTバージョンを作るべきだ!」
「Doutorfunga 9日前
なんでこんなものが存在するんだ? 一台作るたびに、オリジナルの個体がこの世から消されて、無駄なプレスライン増し増しバージョンに書き換えられちまうってことだろ」

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