師走の忙しい時期に、ポリフォニー・デジタルが「Spec III」アップデートを投下した。ヤス・マリーナやジル・ヴィルヌーヴなどの新コースに加え、伝説の怪物ミニバン「ルノー エスパスF1」や初代「フィアット パンダ」が無料追加。さらに有料DLCでは、AI「Sophy」がスカイネット並みに進化を遂げる。ゲーマーのクリスマス休暇はこれで消滅確定か?

この時期はストレスが溜まるものだ、そうだろう? 母さんへのプレゼント選びすらまだ始めていない。来週の会社の忘年会の前に髪を切らなきゃならないし、その翌朝にはファンラン(※楽しみながら走るイベント)もある。ああ神よ、それなのに『グランツーリスモ7』が大規模なアップデートを投下してきやがった。
前評判の高かった「Spec III」アップデートは、無料コンテンツと、30ポンド(6,000円)というかなり高額なDLCパックの混合だ。そしてこれは、この慌ただしいホリデーシーズンの生産性を完全に破壊しに来ている。例えばこれを見ろ。ヤス マリーナとジル ヴィルヌーヴ サーキットが無料で追加された。ありがとうよ、ポリフォニー。お前の全くもって自己中心的なコンテンツ爆撃のせいで、今年職場のシークレットサンタ(※プレゼント交換会)で何ももらえない人事部のイングリッドに、その理由を説明する役目を引き受けたいか?
それらの新しいコース追加の香りに誘われて、いくつかの新車も茂みから這い出してきた。これらも無料で追加される。ルノーの永遠にバカげているエスパスF1(※1)、三菱FTO GPバージョンR、ゴージャスなマインズ(Mine's)R34スカイラインGT-R、2台の新型フェラーリ、そして我々の一押しである1985年式フィアット パンダだ。
有料コンテンツ側では、「パワーパックDLC」が、ポリフォニーの「Sophy AI」の最新かつ最もスカイネット(※2)に近いバージョンを導入する。これにより、オフラインの対戦相手は人間のように説得力のある運転をするようになるが、レース後に受信トレイに失礼なメッセージを送ってくることはない。また、練習・予選・決勝というフォーマットに従った膨大な数の新しいイベントが追加され、よりモータースポーツに焦点を当てたレース群がロースターに加わる。
新しい要素の完全なリストはPlayStationブログで確認できる。そこには新車の素晴らしい写真も掲載されているが、あなたの12月のスケジュールをこのように脱線させたことに対する謝罪は一言もない。チッ。配慮が足りないな。
【補足事項】
※1 エスパスF1: ルノーが1994年にF1参戦10周年を記念して製作した、ミニバンのエスパスにウィリアムズ・ルノーのV10エンジン(約800馬力)を搭載した伝説のワンオフモデル。
※2 スカイネット: 映画『ターミネーター』シリーズに登場する、自我を持ち人類を滅ぼそうとするAI。ここではAIが非常に賢く、強力になったことを意味するジョーク。
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=海外の反応=
「もう何年も家庭用ゲーム機のレースゲーなんてやってないから、俺が時代遅れって言われるかもしれんが。
それにしても、この有料DLCパックの内容は奇妙に聞こえるな。QoL(快適性)の向上こそ無料アドオンでやるべきで、車やコースこそ有料DLCにすべきじゃないのか? なんで逆なんだ?」




