インテリア
中はどんな感じ?
ドライビング体験が現代の車に対する心地よい解毒剤であるのと同様に、多くの点でインテリアもそうだ。快適なドライビングポジションを見つけるのは簡単で、すべての重要な機能にはボタンとダイヤルが用意されている。「ハプティック(触覚)フリー」ゾーンだ。ハレルヤ。
スクリーンは2024年時点で8.8インチに大型化され、Apple CarPlayとAndroid Autoの両方に対応している。嬉しいことに、センターコンソールのロータリーダイヤルを使って走行中に操作することもできるし、旧システムの最大の不満点であったタッチスクリーン操作も(ついに!)可能になった。時には、単純に指で押すだけの方がいいこともあるのだ。
気に入らない点は?
分かっている。手頃な価格のスポーツカーに、感動するような内装まで求めるのは無理だということは。それでも、MX-5のキャビンには特別な感じがほとんどない。作り込みも完璧とは言えない。そして、あの長いアームの脱着式カップホルダーは、飲み物を取るのを本当に厄介にしている。頼むよマツダ、運転ってのは喉が渇く仕事なんだぜ。
ああ、それから、もしあなたが長身の部類に入るなら、屋根を開けない限り快適に過ごすのは難しいだろう(そして開ければ、あなたの額は空力パーツとして積極的に風を受けることになる)。肩幅が広い? お尻が大きい? 覚悟しておけ、かなり「居心地が良い(狭い)」ことになるぞ。
ルーフの扱いは面倒か?
いいや。MX-5コンバーチブルの最も素晴らしい点の一つは、軽量なルーフを運転席から実質片手で開閉できることだ。実に簡単に使える。「時速28マイル以下なら18秒で閉まる」といった、より複雑な車にあるようなナンセンスとは無縁だ。もっとも、この車の場合、走行中に屋根を閉めることは推奨されない。閉める時は間違いなく停車すべきだ。
RFの場合は話が別だ。こちらは時速6マイル(約10km/h)以下で走行している必要があり(止まった方がマシだ)、電子的にウィーンと開閉するのに13秒かかる。また、あの美しいバットレス(フィン)の空力特性のせいで、走行中は室内がかなり風で荒れる。だからRFを選ぶのは、その見た目が好きな場合か、マツダが決して量産しなかった「MX-5クーペ」をずっと渇望していた場合だけにしておこう。
400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069
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