書評:トラックのすべて 日本の物流を支える立役者、そのトラックを幅広く知ることができる入門書

書評コーナーは、トラックのすべて。日本の物流を支える立役者、そのトラックを幅広く知ることができる入門書。

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トラックの車体構造や修理、そして物流を支えるトラックターミナルなどのシステムについて、なかなか知る機会は少ないだろう。そういった内容を広く網羅的に記されたのが本書である。

日本の物流を支えるためにトラックメーカー、輸送業者、ドライバーなど関係者はたゆまぬ努力を続けており、そういった人たちのおかげで日本の物流は成り立っているといっても過言ではない。

その中心的存在のトラックとはどういうものか、人が乗るスペースのキャブ(あるいはキャビン)と呼ばれるものの種類や仕組みなどから始まり、運転操作方法やエンジン、シャシー構造といったトラックの本質的な解説だけでなく、物流システムのかなめ、トラックターミナルとはどういうものかまで広く解説しているのが特徴だ。本書を読むと、街を走るトラックには本当にさまざまな種類があることに気づくとともに、運転方法が乗用車といかに違うかということに思い至り、道路上でのトラックとの適切な距離感の保ち方などの気づきも多いことだろう。

※本書は『トラックのすべて』(2006年3月22日初版発行)の内容を再確認するとともに、カバーデザインを一新。さらに、ページが180度近く開く「PUR製本」を採用して刊行する新装版だ。(内田俊一)

本題:トラックのすべて <新装版>
編者:GP企画センター 編
発行:グランプリ出版
定価:2,640円
ISBN978-4-87687-420-0

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