トヨタ自動車、型式指定申請における調査結果について豊田章男会長が会見

トヨタ自動車、安全性テスト偽装問題でトヨタの豊田章男会長にプレッシャー。トヨタの豊田章男会長、株主総会を前に、株主から非難の声が上がる。

日本で数百万台の車に影響する大きな安全性の問題が、政府当局の調査により明らかになった。

トヨタ、マツダ、ホンダ、スズキ、ヤマハなどの自動車メーカーが、安全性に関する虚偽の報告をしていたことを認めている。影響を受けた車種のほとんどは現行モデルではないが、トヨタとマツダは一部の現行車の販売を停止せざるを得なくなった。

この問題で最も深刻な違反をしたのはトヨタらしく、ヤリス クロスと国内向けカローラ アクシオ、カローラ フィールダーの販売を停止した。一方マツダは、安全テストの見直しを行うため、ハードトップのロードスターと1.5リッター直噴ガソリンエンジン搭載のマツダ 2の生産を一時停止している。

マツダは特定モデルの衝突安全試験を改ざんし、エンジン制御ソフトウェアを不正に操作していたと述べた。トヨタは、エンジンテスト結果を改ざんし、法定の衝突安全試験を実施したと偽って報告していたことを認めた。

トヨタの豊田章男社長は長時間の記者会見で深く詫び、6月18日に開催される年次株主総会を目前に控え、株主から創業者の孫の再任を阻止するよう求める声が上がるなど、プレッシャーにさらされているようだ。

「トヨタをこれまで信頼いただいてきたお客様、ステークホルダーの皆さまに、ご心配、ご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。先般、認証に関する問題が発覚した日野自動車株式会社、ダイハツ工業株式会社、株式会社豊田自動織機に引き続き、トヨタで問題が判明したことは重大なことと受け止めております」

マツダは声明で「多大なご迷惑をおかけし、深くお詫びします」と述べている。

ホンダ、スズキ、ヤマハも、現在販売されていない車種の試験データを改ざんしていたと認めた。ただしスズキは「期限が厳しかったため、適切な試験ができなかった」と釈明している。

この問題が発覚したのは、国土交通省が過去のトヨタグループ各社の安全性検査の不正を受けて調査を行ったためだ。ダイハツが安全データを改ざんし、トヨタ自動織機がエンジンデータを改ざんしていたことが明らかになっていた。

2024年1月に自動車メーカーに対し調査が開始され、テスト手順について政府への報告を求められた。国交省の職員がこの週トヨタ本社を訪れ、他の自動車メーカーにも今後訪問する予定だという。

ブガッティ ボリード/ケータハム プロジェクトVの真実/日本のDAMD/プリウス:トップギア・ジャパン 061






=海外の反応=
「消費者は、自分たちが生きていくために必要な製品を供給しているグローバル企業が嘘つきでペテン師であることを受け入れ、あまり古くない製品が電気系統の故障で死んだら、より高いコストをかけてまた別の製品を買いに行くしかないのだ」
「アンケートコーナーでもやってほしいよ。日本の自動車メーカーはいかがわしい安全テストで非難を浴びているのか?って」

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