GRカローラ、英国生産へ!トヨタが認めた英国の「モータースポーツ魂」

英国のファンにとっては朗報だが、果たしてハンドルを握れる日は来るのか? 日本導入の行方も気になるところ。

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トヨタがGRカローラを2026年から英国で生産することを発表した。その背景には、世界的な需要の高まりに加え、英国が持つ比類なきモータースポーツ文化と、そこで培われた専門技術への信頼がある。端的に言えば、トヨタは英国を「速いクルマ作りのエキスパート」だと認めたのだ。

生産拠点となるのは、ダービー近郊に位置するトヨタのバーナストン工場だ。現在、この工場では標準仕様のカローラハッチバックやカローラツーリングスポーツが組み立てられており、GRカローラもこれらと一部の外装パネルや内装部品を共有することを考えれば、自然な流れと言えるだろう。

しかし、ボンネットの下に収まるものは全くの別物だ。心臓部には、あのGRヤリスにも搭載され、世界中のファンを熱狂させている1.6リッター3気筒ターボエンジンが鎮座する。最高出力304ps、最大トルク400Nmという圧倒的なパワーを絞り出し、0-100km/h加速はわずか5秒という俊足ぶりを発揮する。(ちなみに、この高性能エンジンは日本の元町工場で生産されている)

さて、ここで誰もが思うだろう。「英国で作るのに、英国のドライバーは買えないのか?」と。残念ながら、現時点ではその可能性も否定できない。しかし、トヨタは今後の販売市場や生産規模に関する計画を数ヶ月以内に公表するとしており、英国の熱狂的なクルマ愛をトヨタ自身が認めていることを考えれば、英国のファンが希望を抱くには十分な理由がある。

そしてその希望は、トヨタが水面下で開発を進めていると噂される、さらに過激なGRカローラの登場へと繋がっていくのかもしれない…。

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