アルピーヌ史上最もワイルドな500hpのA110 パイクスピークがテスト走行

過酷な天候の中でテストを繰り返す

今年のパイクスピークは、例年以上に大騒ぎになっているような気がするのはトップギアだけだろうか。今月だけでも、タナー ファーストがこの有名なヒルクライムの舗装について語り、ラドフォードが700馬力のモンスターで今年の大会に参加することを知ったしね。

アルピーヌも500bhpのモンスターで参戦している。そして、パイクスピークスペシャルをデジタルレンダリングで見てから数週間後、実物をちょっとだけ見られることになった。いい感じでしょ?

上の写真は、アルプス地方(特にドローム地方とヴァル・トランスのスキーリゾート)で行われた最初のシェイクダウンで撮影されたものだ。

アルプスのタイムアタック1カテゴリーで9分23秒721という驚異的な記録を持つドライバー、ラファエル アスティエによれば、総合優勝は目標ではないが、A110はポルシェGT2 RSクラブスポーツ、KTM X Bow GT4 Evo、ダッジバイパーなどに対して「いいパフォーマンスを見せる」と確信しているそうだ。

「最初の走行はとてもうまくいきました」とアスティエは言う。「フランスで3日間テストを行い、その結果は非常にポジティブなものでした。このクルマは非常に機敏で運転しやすいんです。シャシーは地面に張り付き、エンジンは有望で、軽量化によってアルピーヌはもともとよりさらにダイナミックになりました」

「とても軽くて反応がよく、ステアリングがとてもダイレクトで、シフトチェンジに遅れがないと感じています。この良いフィーリングを他の道や高さで確認する必要がありますが、デビューはそれ以上にポジティブなもので、自信を持っています」

アルピーヌは、A110 GT4 Evoをベースに、A110 Rから多くのエアロパーツを拝借し、最大のダウンフォースを得ているということを忘れてはいけない。

「A110パイクスピークは、この象徴的なクルマの最もワイルドな側面を引き出すものです」と、チーフデザイナーのラファエル リナーリは言っている。「このクルマはもともと俊敏で軽量ですが、特殊なエアロパーツと極端なプロポーションによって、本物のレk-シングビーストになるのです。この伝説的なイベントは、私たちの創造性を押し広げ、性能の制約を統合しながらA110を超越するための限りないインスピレーションの源となりました」

そう、制約というのは大事なんだね。だって、もし、ルールブックがなかったらどうなるか…想像してみよう。

=海外の反応=
「パイクスピークの車としてはとても地味な印象」
「この車にふさわしいエンジンをつけてくれ」
↑「そうだね…少なくとも(日産との提携で)GT-Rニスモエンジンを搭載することは可能だろう。または、パイクスピーク用に特別にチタン製のビットを装着したチューニングユニットをウィリアムズを通して手に入れることができるんじゃないだろうか」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2023/05/59757/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 064

アーカイブ