新型アルファ ロメオ トナーレが電動化に向けての第一歩を踏み出す インパラート氏が打ち出す日本戦略とは?



アルファ ロメオとしてブランド初となるマイルドハイブリッド(MHEV)システムを搭載した、ミドルサイズのSUV「Alfa Romeo Tonale(トナーレ)」が発売され、発表会が開催された。ラインナップは2グレードで構成されており、価格は、「Tonale “ Ti ” (ティーアイ)」が5,240,000円、導入記念モデルの「Tonale “ Edizione Speciale ” (エディツィオーネ・スペチアーレ)」が5,780,000円となっている。

冒頭は、昨年11月にStellantisジャパン株式会社の代表取締役社長に就任し、今回が初会見の場となった打越 晋(うちこし すすむ)氏から。打越氏が強く熱く皆様に伝えたがっていたのは、ステランティスがどんな価値を皆様、日本の顧客に提供できるのか、ということだった。ステランティスはちょうど2年前の2021年1月に、旧FCAと旧PSAが一緒になった会社であり、ステランティス ジャパンとして2022年3月に活動を始めている。ステランティスになって何が変わったのか、どんなメリットが顧客にあるのだろうか。

打越氏から、自動車の4輪に例えて、4つの車輪という切り口で説明があった。1つ目の車輪は、多様性に富んだ商品を提供できることである。ここ日本でステランティスは小型車からアドレナリン全開のプレミアムスポーツカー、アルファ ロメオなど8つのブランドを展開している。なお、ステランティスという社名の由来は、ラテン語のステロにちなんで、星とともに輝くという造語だ。言うなれば、日本では8つの星が輝いていることになる。ただ、それら星が均等に同じように輝いているのではない。ある星はダイヤモンドのようにクール、そして別の星は真っ赤に燃えたような太陽のように輝いている。また、それらは見る人によって違って見えるかもしれない。つまり、個々のブランドの個性を極限まで商品に落とし込む、全く違う輝きを放つ魅力的な商品ラインナップを提供する。それこそが一つ目の車輪、ステランティスだからこそご提供できる価値である。

2つ目の車輪は、電動化の推進である。多様性に富んだモデルを展開しているが、それぞれのブランドで電動化を進めていく。それにより、2023年は、イタリアブランドで3モデル、アメリカブランドで3モデル、そしてフレンチブランドは13モデル、合計19モデルもの電動化のモデルを展開する。これは日本の自動車業界最多と自負しているが、重要なのは数ではない。様々な個性を持った電動化のモデルをお客様に提供できる、これこそが二つ目の価値である。

3つ目と4つ目は、ステランティスが一つになったことによるメリットについてだ。まず一つはネットワークの拡充である。重要なミッションに、お客様の満足度を向上させるというものがあり、そのためには、新車、中古車、サービスが一体となって、お客様の要望を的確に理解し迅速に対応することが重要なことだ。ただ現状では、それを迅速に的確にするには、まだまだネットワークは不十分と言わざるを得ない。昨年末、8つのブランドで349店舗を展開しているが、まだ長距離、平均で10キロから15キロの距離となっている。その鍵となるのが、クロスインベストメントだ。つまり、例えば、現在ジープの販売店の方にアルファ ロメオもお願いする。また、複数のブランドを取り扱うことができるお店を拡大し、より利便性の高いネットワークとしていきたいと思っている。そして、志向によっては他の車種を勧めるというフレキシブな対応も可能になる。これこそ、ステランティスだからこそできる、新たな価値だと考えている。さらに、ブランド間でベストプラクティスを共有し、どのステランティスの店舗でも、最高のおもてなしを提供するという。

4つ目は、お客様がより買い求めやすい仕組みの提案である。例えば、現在、我々のステランティス内では、すでに50%のお客様がファイナンス商品をご利用いただいている。ただ、これまで、あるブランドから別のブランドにお乗り換えの際、さまざまな手続や手数料といった不便があった。だが、これからは違う。8つの輝くブランド、どれを選んでも、さまざまなニーズに応えられできるファイナンス商品を用意する。例えば、ファイナンスにおける特別な金利は、他のブランドに乗り換えた際も適用されるのだ。

そして、アルファ ロメオのCEO、ジャン=フィリップ・インパラート氏も来日し、プレゼンテーションを行った。インパラート氏といえば「iPadに車輪をつけたようなクルマは売りたくない」といったユーモアあふれる発言が有名だが、その調子は、ここ日本でもますますヒートアップし、会場を沸かせていたのである。
「トナーレは、アルファ ロメオのDNAを常に尊重した、新しいベイビー、新しいサイン、ブランドの新しい照明だ。数カ月前にアルファロメオの戦略を発表したとき、ステランティスの最高経営責任者、カルロス タバレス氏にこう伝えたんだ。『アルファ ロメオは、ステランティスのグローバルプレミアムブランドになりたい』と。なぜなら、このアルファ ロメオというブランドは、1910年に誕生し、世界のすべてのブランドの母体だからだ。それから、このブランドは、90年も前、エンツォ フェラーリを雇っていたから。
アルファ ロメオはイタリアブランドだが、ヨーロッパ、北米、アジアで、もちろん日本でも、クルマを売っている。昨年84台のGTAを販売した国がある。その国こそ、日本だ。お客さんは実車を見てもいないのに、アルファ ロメオだから、私たちを信頼して買ってくれたのだ。だから、最低限の敬意は、私がお礼を言いに日本へ行くことだと思った。
グローバルプレミアムブランドになりたいのであれば、まず担保しなければならないのは「品質」である。私は、イタリアのポミリアーノ工場から生まれる製品の品質に絶対の自信がなければ、皆さんの国でトナーレを発表することはなかっただろう。ぜひ、みなさんも一度、ポミリアーノの工場を一緒に訪れてほしい。イタリアの人たちが、自分たちのために、そしてあなたのために、誇りを持ってクルマをつくっている。アルファ ロメオとして、品質という点であなた方の期待に応えなければならないのだ。それに、製品の品質、だけではない。サービスの質だって向上しているのだ。2022年にJ.D.パワーが測定した北米のアルファ ロメオの状況の結果をご紹介しよう。アメリカの販売満足度指数で、北米のアルファ ロメオをブランド1位に選ばれたのである。顧客は製品だけを求めているのではない。カスタマーエクスペリエンス、そして、信頼も求めている。私を信頼してほしい。ある時点で、製品やブランド体験を通じて、あなたと私の間にリンクが生まれる。アルファ ロメオは普通のブランドではない。ファミリーであり、同族なんだ。歴史がある。アルファ ロメオで始めたら、アルファ ロメオで死ぬってこと。そして、長く一緒にいてほしいのだ。製品の品質、サービスの品質、これがマーケティングにおける私の個人的なコミットメントであり、製品だけでなく、メッセージと言ってもよいだろう。
明らかに、2022年には、世界のすべての地域、アルファ ロメオのすべての地域の顧客満足度指数が上がってきている。そして、私が伝える最初のメッセージは、量でもなく、製品でもなく、品質であることは、皆さんにとって驚くべきことかもしれない。なぜなら、その上にあるものは何もないからだ。
だが、日本では、そのことを世界のどの国よりもよく知っているはずである。カスタマーエクスペリエンス。お客さまを尊重すること。ディテールへの敬意。絵を描くことへの敬意。このような品質への取り組みに対する敬意。日本のみなさんはそれを他の人よりもよく理解している。だから、基本的に日本の方が私のベンチマークなのだ。
それから、スチールによるアーティストであるアルファ ロメオは、世界的なプレミアムブランドになりたいと考えている。今後10年間の計画で言えることは、産地の比重を高めることだ。言い換えれば、ヨーロッパ以外の地域の比重を高めていくこと。これは非常に重要なことだ。今朝も、欧州のマーケティングディレクターに、「日本という地域が望むフィードバックを提供してほしい」と伝えてきたばかりだ。アルファ ロメオのポジショニングについて、日本という地域からフィードバックが欲しいということである。もちろん、イタリアから世界を刺激していくのだが、地域としては、日本に、アルファ ロメオの発展の大きな柱と言えるような存在になってほしいのだ。今後5年間で、ヨーロッパ以外の地域がアルファロメオの純収益の40%以上を占めるようにしたい。そのために、2030年まで毎年、地域ごとに1台ずつ発売する製品計画を立てている。
ミラノ市長と交渉して、ミラノの街を朝5時に起こすことができるのは、世界でたった一人。それはアルファ ロメオだ。なぜなら、朝5時にミラノのドゥオーモ広場でエンジンをかけるなんて、世界中の誰も許さないんだから。それができるのは、アルファ ロメオただ一人。私たちは彼らに電話して、朝5時にミラノのドゥオーモ広場に車を置きたいんだ。彼らはその場でイエスと答えたよ。すごいことだ。費用は?ゼロだ。だって、我々がイタリアのブランドだから。アルファ ロメオのポジショニングはとてもシンプルだ。赤だ。まあ、今日のクルマは赤くないけど(笑)、赤がテーマカラーだよ。赤、スポーティ。
今のアルファロメオには、ポジショニングの問題はない。世界中に200のクラブを持っている。世界中にファンがいる。だから、私は製品、安定性、品質をもたらし、アルファロメオは明らかに発展していくだろう。
しかし、問題は現在ではなく、次のステップは何なのか?ということ。なぜなら、世界は動いているからだ。そして、私も動かなければならない。だから、ブランドCEOとしての私の使命は、未来のアルファ ロメオを守ること。具体的には、ゼロエミッションを目指す。ゼロからゼロへ。どういう意味だろう?2021年、我が友よ、アルファロメオの電動化率はゼロだった。2027年には、アルファロメオの排出ガスがゼロになる。
そして日本は、アルファ ロメオが2024年に100%電気自動車を発売する、世界で最初の国なのだ。そう、来年。今年のトナーレで、アルファ ロメオのCO2排出量を40%削減した。それは絶対に重要なことである。なぜなら、CO2排出量をマイナス40%にすることは、B2Bチャネルへの扉を開くことにつながるからだ。世界中の大都市への扉を開くの。アルファロメオをエリート主義的な状況から、より広範な状況へと移行させるための扉を開くということが言える。
そして次のステップ。2027年には、世界で、ゼロエミッションを実現する。この決断は大胆なものだと言えるだろう。なぜなら、アルファのチームに説明するのは簡単なことではなかったからだ。ところが、みんな、ゼロエミッションにしよう、というと、答えは、「かまわない」だった。ゼロエミッションにしないなら、今の自動車業界のブランドとしては、死んでしまうことが、スタッフにも分かっているのだろう。そして、私の使命は、アルファ ロメオを発展させることだ。
だから、ゼロからゼロエミッションへ、2027年。日本で、最初に100%電気自動車を発売するのは2024年。それがキッドになる。キッドは、その車の名前、コードネームだ。しかし、このクルマの本当の名前は、9月にまたお知らせする予定となっている。
そして、2025年には世界で2台目のBEVの発売。2026年に、3台目。2027年、もう1台。2030年まで、アルファロメオは1年ごとに、1地域ごとに1台発表を行う。
毎年、結果と、次のステップを発表したい。一歩一歩進むしかない。
私は毎朝、戦略を変えることはしない。ただ、現在の状況を報告し、次のステップを説明し、コンプライアンスに則っているかどうかをチェックする。それが、安定した開発戦略に一貫性を持たせる。
最後のメッセージをお伝えしよう。決して忘れてはいけないことがある。それは、アルファロメオの名前について。アルファはロメオのファーストネームではない。アノニマ(Anonima)-ロンバルダ(Lombarda)-ファブリカ(Fabbrica)-アウトモビリ(Automobili) 「ロンバルダ自動車製造株式会社」、これがアルファロメオだ。私たちはイタリア人であることに誇りを持っている。だが、私たちは、あなたのお役に立てることも誇りに思っているのだ。そのお供は、トナーレ、そして、ゼロエミッションへの切り替えで。自動車産業とモビリティは、常に人類の活動の中核をなすものだと強く信じている。そして、それをサポートすることが私たちの使命だ。ありがとう」

最後は、プロダクトマネージャーの田村明広氏からの車両説明だ。
アルファ ロメオが大事にしている思いとは、メタモルフォシという言葉に象徴される。それは、卵が幼虫、さなぎ、そして成虫になっていく様を表している言葉だ。つまりアルファ ロメオの文脈に置き換えて考えると、電動化など変化する環境の中でも、ブランドの根幹をなすDNA、それを変えることなく変化させていくという力強いメッセージが込められている。

トナーレが新たに参入するセグメントのマーケットだが、昨年の輸入車販売台数は約24万台だった。最も大きいのがCセグメントで、全体の28%。その中で一番大きいのがSUVのだ。ここにトナーレが参入する。ちなみにアルファ ロメオ ジュリアとステルヴィオ、この2モデルで市場全体で約2割をカバーするが、トナーレの登場を契機に、認知を広げていきたいとのことだった。

プレミアムブランドによるSUVを購入されている人には、主に2つ傾向が見られる。1つはCハッチバックからのアップサイジング、もう1つはDセグメントからのダウンサイジング。この2つの流れが交差する中で、ターゲットユーザーの様々な思考やバックグラウンドに幅広くマッチした商品が、このセグメントで求められているという考えのもと、トナーレが生まれた。購入理由として上位にくるのがデザイン、そしてコンパクトなサイズ、これらの点はトナーレが合わせ持つ強みでもある。

トナーレは、世の中の電動化が進む中、常に進化する時代のニーズに向き合い、改めてアルファ ロメオならではのスポーティさを定義したモデルである。ブランド初の電動化のみならず、先進のテクノロジーを織り込んだコネクティビティ、一歩進んだ先進運転支援システムと、トナーレがブランドを牽引する重要な役割を果たしていきたい。全幅1850mmを下回る、使い勝手の良いサイズで、全長は、想定ライバルのドイツ車よりも、4cmから8cmほど長く、より美しいデザインに貢献している。プラットフォームはステランティスグループのスモールワイドプラットフォームを採用。トナーレの開発に合わせて、アルファ ロメオ特有のクイックなハンドリング、コーナリングのリニアな応答性、スポーティな走りを実現させるために、専用のワイドトラッカー、前後ストラット式のサスペンション、シャシーの剛性の強化など、こだわりが随所に施してある。

それから、注目度が高いデザイン。トナーレの代名詞となるフロントマスクは、他と一線を隠す大きな特徴となっている。シャープなフロントライト、個性と力強さを示すグリル、サイドのドアショルダーに見られるきれいな曲線美、そして一際目を引くテールランプ、これらは美意識と機能を絶妙にバランスさせ、変わらぬイタリアンデザインを体現している。

トナーレのポイントとして挙げられるのは、まず電動化による燃費性能の向上だ。このセグメント、ガソリン、ディーゼル、マイルドハイブリッド、さらにはストロングハイブリッドなど数多くのパワートレインを搭載したモデルがひしめき合う中で、16.7km/Lと優れた燃費性能を誇る。またストロングハイブリッドモデルを除いた場合はトップクラスの性能となる。ハイブリッドシステムは2つのモーターを備え、1つはベルトスタータージェネレーター、そして48V、7速デュアルクラッチトランスミッションに内蔵されたモーターだ。マイルドハイブリッドといえども、不動力をアシストするベルトスタータージェネレーターに加えて、ミッション内にコンパクトに内蔵された48Vのモーター、モーターは走行の状況に応じてエンジンとミッションを切り離し、約20kmまではモーターだけで走る、純電動走行が可能なシステムになっている。今回マイルドハイブリッド用に新たに高い燃焼効率を誇る1.5L直噴エンジンを開発した。気筒内の緻密な燃焼制御を図り、350気圧の高噴射圧、12.5対1の高い圧縮比、スイッチポートの改良、可変ジオメトリターボ、ミラーサイクルなどの採用によって熱効率を上げているのも大きな特徴だ。

そして、次が、コネクティビティになる。今回、車載通信モジュールを搭載し、車内のヘッドユニット、スマートフォン、そしてスマートウォッチ、あるいはパソコンなどから多くのタッチポイントからご覧のような各種機能がお楽しめる。そして愛車の価値を守るNFTを搭載する史上初の自動車となる。先ほどのスマートフォンのアプリから愛車の走行距離などのデータを登録することで、改ざん不可能なデータとして記録される。愛車を手放す際に、次なるユーザーも安心してトナーレの車両情報が見られる。

そして、多彩な先進装備。プレミアムSUVCセグメントに求められる数々の先進装備をトナーレは敢えて標準装備とした。例えばこちら、ブランド初採用となるデジタルメータークラスター。視認性や安全性を高めるマトリックスLEDヘッドライト。長距離ドライブのご負担を軽減するレーンセンタリング機能。要求水準の高い日本市場専用に採用されましたアイシン製のナビゲーション。狭い路地などで安心をもたらす4つのカメラ。これらブランド初採用のアイテムをすべて標準装備としている。

最後のポイントが際立つスポーティネスだ。ジュリア、ステルヴィオ同様に、曲がるという領域に大きな楽しみを感じてもらえるのも、トナーレの良いところである。フロントのロールセンターを下げることで、コーナリング時に応答性を高めるクイックでシャープなハンドリング、そして旋回時の追従性を高める点にこだわっているのもアルファ ロメオらしさを確かなものにしてある。同じベンチマークと比べて2割から3割ほどクイックであることいえるだろう。

モデル構成は、スタンダードモデルのTiと、導入記念モデルであるエディツィオーネ・スペチアーレだ。Tiは19インチ伝統のファイブホールデザインのホイールをまとい、必要十分な装備を備えている。導入記念モデルのエディツィオーネ・スペチアーレは特別な20インチのホイールとともに、快適装備を備える。なお、導入記念モデル販売終了後は、ヴェローチェを導入予定だ。

打越社長にお話を伺った。
―ご就任から2ヶ月が経ちましたが、いかがでしょうか。
「毎日、とても楽しいですね。私、就任の時に、従業員に対して、とにかく楽しみましょう、という話をしました。もう一つお願いしているのは、それぞれの人がそれぞれの仕事に特化して、自分の仕事を楽しみましょう、ということです。それであまり本来的ではない仕事とか、プライオリティが低い仕事は、私に言ってきてほしいと伝えました。私の方で、引き受けます、と言ったんですよ」
―それはみなさん、仕事に集中できると喜びそうですね。
「自分のやるべき仕事、例えばPRだったり、マーケティングだったり、プロダクトだったりとありますけれど、それぞれ、商品とか、マーケティングの仕事がしたいんですよ。でも、どうしても調整や資料作成などの仕事も出てきますよね。それをもう、私に言ってくれと。それで、とにかく君たちがやりたいことに特化して、それを楽しもうということです。私の仕事は、皆さんを楽しくさせること。楽しく仕事してくれたら、僕も楽しいんですよ」
―ステランティスは、各ブランド、好調です。難しさもありますか?
「ありがとうございます。プレゼンテーションでもお話しましたが、あえて挙げれば、ブランド数が多いということでしょうか。ただですね、確かに難しいんですけど、難しいからといって、極端に共通化してしまうのはいけません。やはりそれぞれのブランドを大切にしないと、我々のステランテスらしさがなくなってしまいます。違った色に星が輝いているものを、結局同じにしてしまったら、どんどん縮小してしまいますので、良い結果を生みません。なので、一つ一つブランドの個性やそこについているファンの皆様を大切にして参ります。そして、そこは難しいとか大変とは思っていません。楽しみながら、専門性を特化させていきたいと考えています」





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