豊田章男氏がワールド・カー・パーソン・オブザイヤーに輝いたのはGR ヤリスやGR 86があったからこそ




世界各国の90名以上のモータージャーナリストによる審査委員会は、トヨタ自動車の豊田章男社長兼CEOを「2021年ワールド・カー・パーソン・オブザイヤー」に選出した。ブラボー!

ワールド・カー・アワードの審査員の声明にはこうある。「2020年、彼のリーダーシップのもと、トヨタはCovid-19にもかかわらず利益を確保し、世界中の雇用を守りました。彼は、CASE(Connected, Autonomous, Shared and Electric)時代に向けたトヨタの着実な開発ペースを維持し、エキサイティングでリアルな未来のプロトタイプ都市であるウーブンシティの建設を開始しました。その一方で、自らもドライバーとしてモータースポーツに積極的に参加しています」

トヨタのモータースポーツ部門は、最近、新型スープラとGR ヤリスを発表し、ドライバーに焦点を当てたGR 86を発表したが、トップギアは、Gazoo Racingブランドでの開発が彼の勝利に一役買ったと思っている。

「全世界36万人のトヨタチームメンバーを代表して、このような名誉ある賞をいただき、ありがとうございます」と豊田氏は語った。「もしよろしければ、この賞を "カー・パーソン・オブ・ザ・イヤー "から "カー・ピープル・オブ・ザ・イヤー "に変更したいと思います。 なぜなら、今日のトヨタを真に築き上げたのは、世界中の従業員、小売業者、サプライヤーの皆さんの努力の結晶だからです。そして、これほど幸運で、これほどありがたい思いをしているCEOは、私の他にいません」

アキオさん、本当におめでとうございます。

=海外の反応=
「WCAが言うように、「CASE時代」に残された最大の遅れた企業の一つであるにもかかわらず、奇妙な選択だ。スポーツカーへの投資と自然な向上心には感謝しているが、TGが言うように、それはプレスリリースには書かれていない」
「これは実際に興味深いね。この人物は、進歩を妨げようとする古風なリーダーだと広く言われている。まず、電気自動車はまだ本格的に普及する段階ではないとコメントし、(たとえ電気自動車が売れていて、最近のある調査ではヨーロッパ人の75%が電気自動車を欲しがっていたとしても)、トヨタはアメリカでの普及を遅らせるよう公式に働きかけた」
↑「人も企業も、考え方や戦略を変えることは許されるのだろうか?」
↑「トヨタはすでに、電動モビリティを憎み、それを成功させたすべての企業をバッシングする方向に方向転換していると思う。そう、どの企業も間違った選択をすることがあるということ」
「その通り。情熱的なドライバーが増え、責任者や経理担当者は減った」
「Go! Go! トヨタ!」
「好きになれない」
「自動車ファンとして、トヨタのGR ヤリスには拍手を送りたいと思うが、電動化に関してはトヨタは全く同じ次元の気持ちににはなれない…。彼らは化石燃料を使い続けることに固執しており、電気自動車を検討している人々を馬鹿にしている」

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/04/32116/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 064

アーカイブ