【トップギア試乗】アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター

内装

レイアウト、フィニッシュ、スペース

内装も、すべてがクーペと同じだ。そのため、ダッシュボードとセンターコンソールにはボタンが散らばっていて、ルーフを折り畳むスイッチは、大きくて大胆な運転席と助手席の間にあるのではなく、ドアの上、ウィンドウとミラーのスイッチの脇にある。スイッチさえ見つけたら、開閉は迅速に作動するようになっているから、よかったね…。
トップギアでは「すべてのものをタッチスクリーンで表示する」という現在のファッションに反対しているが、少なくともここには、物事を少し整頓するためにいくつかのトグルスイッチがあるのは仕方ないかもしれない。しかし、前のページで述べたように、ステアリングホイールのボタンを介してシャシーとエンジンのセットアップを簡単に調整とマッチングできることは、アストンへの信用が増す。そして、金属製の固定式パドルシフトを採用したことにも満足している。しかし、めっちゃ小さな電動ハンドブレーキスイッチが、自動では作動しないという事実は、人間工学的な気まぐれとでも言うべきものであり、限りなく洗練されたドイツのライバルには見られないものだ。
人間工学的な問題はさておき、ルーフを畳んだときに風に見事に抵抗してくれる、快適なキャビンの奥深くに身を沈められるシートに包まれて、素晴らしいドライビングポジションを満喫することができる。2+2のライバル車のように、リアシートに醜いデフレクターを取り付ける必要はない。また、ルーフを収納するために48km/hまで減速する前に雨が降ってきても、荷物を濡らさないようにするために、トランクの内側にはたくさんの収納場所がある。それから、ブートのふたの内側に傘を積んでおけば、クルマから家までの間にあなたの頭が濡れることはないだろう。
それから、ゴルフクラブだ。トランク自体のサイズは200リットルで、明らかにヴァンテージクーペのリアにある270リットルのコンパートメントよりも小さい。でもアストンは、それでも「フルサイズのゴルフバッグやアクセサリー」を積めると保証しているのだが。アストンの言うことを信じよう。

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