150馬力以下でもなめんなよ!ファンな走りの11台

バイク…当たり前だけど

面白い事実:48hpの安物バイクは、0-97km/hを6秒で走れる。人間の体は空力からは程遠いので、最高速180km/hでトップになるだろう。しかし、バイクと同じような0-97km/hの秒数を出すために現代のクルマに必要なパワーの量を考えてみてほしい。それは出たばかりのゴルフ GTIよりも速く、315hpのシビック タイプ Rとほぼ同じ速さになってしまう。
バイクのフレームの2倍、3倍のパワーで何ができるか想像してみよう。恐怖に怯えながらも生き延びている実感によって、楽しいと感じるならば(つまり、ジェットコースターが苦手な人ならば)、140馬力のバイクは、あなたのためにある乗り物かもしれない。もしあなたがより保守的な傾向を持っているなら、バイクで楽しむということは、自分がまだ生きているのを認識するという甘い安心感は必要としないという、良いニュースでもある。

あなたの体のサイズと快適なゾーンにもよるが、ほんの一握りの馬力だけで、歩行者が不思議に思うほどの大音量かつ止まらない笑い声を生み出すことが可能だ。a)あなたが実際に乗っているバイクを所有しているのか、それとも誰かから盗んできたのか、b)あなたが楽しそうにいたずら好きに見えるので、いくつの法律を破ってきたのか、c)あなたのジャケットは、背中でアップするタイプのものであれば、なお良い、などいろんな想像を巡らせている。

バイクに乗ってると、いろんなことが起きる。クルマみたいに、ドライバーの入力に対して素直に反応すると思っているなら、あなたはまだ何も見えていない。フロントブレーキを急にかけすぎると、ハンドルを乗り越えて、横転することになる。リアだって、急ブレーキをかけると、ロックして滑るぞ。スロットルを巧みに操れないと、自分がいかに早く地面に落とされるのかを実感できる一方で、バイクは怯えた野生の馬のように飛び出してしまう。しかし、時間をかけて、マシンを学び、サーフェスを学び、 - ここでは禅とオートバイのメンテナンスについて触れないように - 自分自身を学べば、バイクに乗るのは直感力が必要なことに驚くだろう。また、あなたがバイクと、そして自分自身とどのように調和しているかも重要だ。

ここでの朗報は、一般道を走るバイクには150hp以上のパワーは必要ないし、ほとんどのシーンでは100hp以上のパワーは必要ないということだ。ここでも、パワー・トゥ・ウェイトレシオの話になるが、バイクの質量が少ないということは、ほんのわずかに見えるパワーが、どんな地平線でも2倍の速さで走れるということを意味している。

望むなら、150hp以上のバイクを持っていてもいい。200hpを超えるバイクだってある。注意:これだけパワフルなバイクには、世界最速で、意図しないトリプルサルコウをしないようにするために、トラクションとスタビリティーコントロールの全種類が必要なのだ。だから、これまでも何千もの言葉で叩きつけてきたように、ハードルをワンランク下げてみてはいかがだろうか。そこには、世界のすべての楽しみがあるんだよ。

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