アルファロメオが、最高峰ヨットレース「アメリカズカップ」の技術を注入した究極のスーパーセダンを発表した。名車ジュリア・クアドリフォリオをベースに、専用カーボンエアロと水中翼船由来のリアウィングを装備。最高時速300km/hで140kgのダウンフォースを発生させるこの「赤い月」は、世界でわずか10台の超限定モデルだ。
「イタリア語で言った方がカッコよく聞こえるモノ」パート39:アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ ルナ ロッサ(Luna Rossa)。これはトップギアがこよなく愛するV6エンジンのスーパーセダンの新しい限定モデルであり、単に新しいホイールとデカール(ステッカー)を貼っただけのものではない。
なぜなら、この「ルナ ロッサ」――もちろん「赤い月」の意だ――は、カーボンファイバー製の新しい低抵抗エアロダイナミックキット(果たして流行るだろうか?)を特徴としており、アルファによれば、通常のジュリア クアドリフォリオの5倍ものダウンフォースを発生させるという。
つまり、最高速度の186mph(約300km/h)において、このルナ ロッサは140kgのダウンフォースを生み出すことができるのだ。それは…実に路面に吸い付くような数字だ。これは、フロントバンパーの新しい付加物、ボディワーク下部の新しいプロファイル、新しく彫刻されたサイドスカート、そしてあの「壮観な」リアウィングによって達成されている。
確かにファンキーな見た目だ。2つの中央パイロンで支えられた「デュアルプロファイル」ウィングであり、そのデザインは、同じくファンキーで超高速な水中翼船(ハイドロフォイル)である「ルナ・ロッサ AC75(アメリカズカップ(世界最高峰のヨットレース)に参戦するイタリアのシンジケート「ルナ ロッサ プラダ ピレリ」が使用する最新鋭のヨット。AC75クラスは、水中翼によって船体を海面から浮かせて帆走するため、時速100km近くの猛スピードが出る)」にインスパイアされている。
「アルファロメオはこのデザイン言語を再解釈し、フォイル(翼)セクションを逆さまにすることで反対の力を発生させました。つまり、空を飛ぶためではなく、驚くべき効率で車をターマック(舗装路)に押し付けるためです」とアルファは語る。まあ、空を飛べたらもっとクールだっただろうが。
技術的な内容はだいたいこんなところだ。素晴らしい2.9リッターV6ターボエンジンは以前のままであり、513頭を超える馬たち(約520PS)がリアアクスルで大暴れし、笑えるほど(しかし今回は少しだけシリアスな)強烈な効果をもたらす。
ペイントはあのルナ・ロッサ号の船体にインスパイアされたもので、ブラックとグレーを結婚させたツートンのコントラストだ。その他、ロゴは今回初めて赤い背景に配置され、新たに塗装された19インチホイール、スパルコ製シート、そしてインテリアにはさらに多くのカーボントリムが施されている。
「ベッラ(美しい)」だろう? 悲しいことに、アルファはこの「史上最も過激なジュリア・クアドリフォリオ」をたった10台しか製造しない。そして、おそらく皆さんのご想像通り、その10台はすべて買い手が決まっている。「ヴェルゴーニャ(残念だ)」。
【世界限定10台】アルファ ロメオ ジュリア「ルナ ロッサ」登場! F1由来の空力とヨットの翼を持つ520馬力の怪物
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アルファ ロメオが気になった方へ
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=海外の反応=
「2026年版『Max Power(※昔の派手な改造車雑誌)』の「レストモッド」特集の表紙に載ってても違和感ないな。マジで吐き気がする見た目だ。あのリアのバイ・スポイラー(二段ウィング)を承認したヤツは、自宅の(2ドアの)洗面台の鏡をじっと見つめて、自分に2つの問いを投げかけるべきだ。「なぜだ、一体なぜなんだ?」と。
その答えは「ブルッタ(醜い)」だろ? 幸いなことに、アルファはこの「史上最も若者に迎合したジュリア」をたった10台しか作らない。そしてご想像の通り、その10台はすべて、チームのために泥を被ってくれた目の見えない金持ちたちによって買い占められた。彼らは二度と自分たちや他の誰の目にも触れないよう、ガレージに封印してくれるだろう。めでたしめでたし」
↑「元々ハンサムな車を、こんなケバケバしいガラクタをくっつけてドブに捨てるなんて、信じられないな…」
「主観的なもの(車のデザイン)が、いかにして客観的な「醜さ」に変わるかという良い例だな」




