そう、あのW16エンジンを積んだ狂気のサーキットマシン、ブガッティ ボリードの記念すべき第一号車が、あなたのものになるかもしれない。もっとも、ポケットに7億円ほど余らせているなら、の話だが。
クラシックCASIOなら公式CASIOオンラインストア
外車限定の車買取サービス【外車バトン】
これが、世界で初めて生産されたブガッティ ボリードだ。シャシーナンバー001。ブガッティの最もエクスクルーシブな顧客のために運命づけられた、わずか40台のうちの最初の1台として作られた。そして今、読者の誰か一人のために。もっとも、その誰かが450万ドルから600万ドル(6.7-8.9億円)を余らせていると仮定しての話だが。
そう、諸君、本日の「クールで手に入らないハイパーカーニュース」は、グッディング&クリスティーズのオークションに出品されるボリードのシャシーナンバー001からお届けする。フレンチレーシングブルーと「ノクターン ブラック」の出で立ちが、実に壮麗だ。
最初に納車されたブガッティ ボリードであるにもかかわらず、その走行距離はわずか389マイル(626km)だという。もちろん、そのすべてのマイルはサーキットで刻まれた。だって、これを見ろ。もしこいつが公道の近くにでも行くことを許されたなら、英国議会で議論が巻き起こるだろう。
まるで、あなたのガレージに並ぶ他のクルマたちを躾けるための“鬼コーチ”のようだ。「もう一度、朝イチの始動でぐずってみろ。ボリードがお仕置きしに来るぞ」と――。しかし実際のところ、その見た目ほどの威圧感は、運転席にはないのだ。
「安全で、安心感がある」と、トップギアのオリー マリッジは今年初めにボリードを運転した際に言った。「そしてその間ずっと、背後から中毒性のある雷鳴が響き渡るんだ」。それが、8.0リッターW16エンジンの最後の雄叫びだ。我々が発見した、「エンジンの王様」の、だ。
1,450kgの車重、1,578馬力のパワー、そしてサーキットで磨き上げられたエアロがどんな感じか、自分で発見してみたいか? それなら、8月15日から16日にかけて、ペブルビーチ・コンクールでオークションの舞台に上がる前に、急いで450万ドルから600万ドルを、家のどこかから発見する必要がある。
【エレクトリック アワード 2025】ロータス エヴァイヤ/ルノー 4, 5/R32電動化計画:トップギア・ジャパン 067
【tooocycling DVR80】
箱バン.com
=海外の反応=
「あれはル マンでレースすべきだな。まあ、パワーをそこまで下げるのは無理かもしれないが!」
「次のバットマンが誰になるにせよ、ものすごく高価なバットモービルを買わなきゃならなくなったな!」
「誰が買うにせよ、博物館に入れるんじゃなくて、できるだけ使い倒してくれ。頼む」
「これって、ブガッティが直接売ってるのか?
それとも、金持ちのバカが最初の1台を買って、今、手っ取り早く100万ドル儲けようとしてるのか?」