ソルテラに続く、スバルの新たな一手がアメリカで発表された。トヨタとの共同開発から生まれた新型電動クロスオーバーは、よりコンパクトで、よりスポーティな相棒となるかもしれない。
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スバルは、この全く新しい「アンチャーテッド」を発表するために、うだるような暑さのコンクリートジャングル、ニューヨークシティへと乗り込んだ。これは、素晴らしいビデオゲームでもなければ、そのビデオゲームのがっかりな実写映画化でもない。代わりに、スポーティな走りを念頭に置いた、輝かしい新型電動クロスオーバーだ。だって、まあ、そうなるよな。(編集部注:新型車の名前「Uncharted(アンチャーテッド)」は、世界的に大ヒットした同名のPlayStation用アクションアドベンチャーゲームシリーズを強く連想させる。また、その映画版主演俳優のトム ホランドは、スバルの別の新型EV「Solterra(ソルテラ)」のCMに出演している。トップギアはこれらの背景を踏まえ、記事全体でビデオゲームに絡めたジョークを展開している)
このデュアルモーターのユーティリティビークルは、338馬力を引っさげ、スバル標準のシンメトリカルAWDを提供。そのスポーツモデルとGTモデルは、0-96km/h加速を5秒でこなすようセットアップされている。
アンチャーテッドはスバルにとって初の試みだが、全く未知の領域というわけでもない。よく見れば、アンチャーテッドは本質的に、ソルテラと、数ヶ月前に発表されたトヨタC-HR BEVのエキサイティングなブレンドであることが分かるだろう。すべてはトヨタのe-TNGAプラットフォームをベースにしており、C-HR(我々は主に“チェア”と発音している)とは、同じモーター構成と出力を共有している。
ソルテラの話題で言えば、アンチャーテッドはソルテラやトレイルシーカーとライトシグネチャーを共有することで、ファミリーのルックをまとっている。このCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)は、その少し年上の兄弟よりも約18cm短いが、2列目の後ろに708リットルの荷室スペースを持ち、ソルテラが提供する674リットルを上回る。その一方で、スポーツチューンされたサスペンションは、公道でのダイナミックなパフォーマンスと、滑りやすい路面でのグリップと安定性を主張する。
74.7kWhのバッテリーを搭載し、スバルはAWDバージョンが約467kmの航続距離を提供すると予想している。また、急速充電ステーションに接続すれば、10%から80%まで30分で充電できると主張しており、これはネイティブのNACSポートで対応可能だ。もし、より長い航続距離と、より少ないパワーを求めるなら、FWDのみのバージョンが限定生産される。こちらはわずか221馬力だが、コンディションが良ければ、航続距離を480km以上に伸ばすことができる。
アンチャーテッドの室内には、14インチのインフォテインメントスクリーン、センターコンソールの標準デュアルワイヤレス充電ポート、後部座席用のデュアルUSB-Cポート、そしてワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Auto互換性が見られる。安全性に関しては、すべてのトリムレベルに、スバルが「アイサイト」と呼ぶ運転支援技術一式が含まれ、特定のトリムにはパノラミックビューモニター、レーンチェンジアシスト、トラフィックジャムアシストといった追加機能が備わる。すべてのトリムに、ヒーテッドフロントシートとフロントガラスワイパー用のデアイサー(氷結除去装置)を含む、オールウェザーパッケージが付属する。このパッケージ全体が、トリムレベルに応じて、18インチまたは20インチのホイールに乗ることになる。
価格はまだ発表されていないが、2026年初頭の発売が近づくにつれて、詳細が明らかになるだろう。
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