【動画】ケーニグセグ、2026年に新型車投入を予告!「EVはロボットのようだ」とボスが語る理由とは?

なぜケーニグセグはEVを作らないのか? その答えは、機械式時計がクオーツ時計に勝利した歴史の中にある、とブランドのトップは語る。

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数億円が余っていて、超エクスクルーシブなスウェーデン製ハイパーマシンを探しているって? だとしたら、悪いニュースだ! だって、ケーニグセグは、全車完売だから。

「我々には売るものがないんだ」と、クリスチャン フォン ケーニグセグはトップギアに語った。「それはある意味良いことだが、同時に悩ましくもある。なぜなら、愛好家たちと対話し、彼らの夢を供給し、実現させるのは楽しいことだからね」

しかし、良いニュースもある! 新たなケーニグセグが、地平線の向こうに見えている。そして、早ければ2026年か2027年初頭には、我々の元へやってくる。「1年か1年半後には、何か新しいものを発表する。そしてその時、再びオーダーブックを開くことになるだろう」

それはユニークで特別な何かであり、おそらくは輝かしい新技術を引っさげてデビューすることになるだろう。「非常に限定された台数を作るということは、多くを開発する必要があるということだ。なぜなら、それらはすべてが他とは異なっていなければならないからね」とCvK(クリスチャン フォン ケーニグセグ)は言う。「そして、それらはすべて意味を持たなければならない。ただ同じものであるだけではダメなんだ」

それが何になるにせよ、EV(電気自動車)にはならないだろう。CvKが自動車を動かす電力というものに感心しているのと同じくらい、彼は自身のクルマを動かすには、もう少し“原始的”な何かが必要だと指摘した。

加えて、パワフルなEVのハイパートイを、誰も本当は欲しがっていないという、逃れられない感覚もある。

「このレベルのクルマに対する市場の需要、つまり完全なEVへの需要は、極めて低い」とCvKは言う。「それが一つの側面だ。だが同時に、私自身も長年EVを体験してきて、そのレスポンスの良さ、滑らかさ、扱いやすさ、そういったすべてを愛している」

「だが、しばらくすると、もし君がクルマ好きなら、“獣”と話したいだろう? 対話がしたいはずだ。それは、一種の口論(argumentation)なんだ。それがどう感じているのか、どんな気分なのか、聞きたいはずだ」

「あの脈動、ポンプの動き、熱、音、シフト、そういったすべての側面が、クルマに生命を吹き込む。EVは、どちらかと言えばロボットだ。こちらは、どちらかと言えば動物だね」

「そしてそれは、もちろん、時計産業が経験したことと少し似ている。70年代、クオーツ時計が現れて、アナログの機械式時計を駆逐した。だがその後、人々が手作りの、感情的な一片を求めたことで、それらは復活したんだ」

「こちらは、軽量だから、どんなEVよりもサーキットで高いパフォーマンスを発揮する。そして、スイスの時計作りのような、あのすべての要素が、クルマという形の中に存在するんだ」

もっとも、遠い未来において、それを完全に否定したわけではない。「いつの日か、どうなるかは分からない。何かあるかもしれない。だが現時点では、我々はこのままで満足している」
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