ロータスが2028年の創立80周年までにめざす戦略、ビジョン 80

ロータスが仙台に新CIの店舗をオープンした。グローバルCIを重視し、2028年を目標にグローバルなハイパフォーマンスブランドとしての地位を確立しようとしている。

【KINTO】

英国のスポーツカーブランド、ロータスが、東日本初の正規販売拠点「ロータス仙台」を1月25日にオープンし、前日にメディア向けにお披露目され、仙台らしく、津軽三味線の演奏も楽しめた。場所は仙台駅や仙台空港から車で約20分とアクセスも良く、東北エリアの新たなランドマークとなりそうだ。運営は、プレミアムブランドの販売に定評がある株式会社ジースクエア仙台が担当する。

ロータス仙台は、ロータス神戸に続く新CI(コーポレート・アイデンティティ)を採用した店舗であり、グローバルCIを反映した建物が特徴だ。延べ床面積は334㎡(約101坪)と広く、ロータスのブランドイメージを最大限に引き出す洗練されたデザインと最新の設備を備える。ショールームにはロータスの最新モデルが展示され、ブランドの世界観を堪能できる。

ロータス カーズ ディレクター・オブ・ネットワーク ディベロップメント - アジアパシフィック、中東&アフリカのジョナサン ストレットン氏がプレゼンテーションを行った。
「ここロータス仙台と先週オープンしたロータス神戸のオープンを祝うために、この場にいることを喜んでいます。これらの2つの新しいショールームは、日本におけるロータスブランドの成長の重要なシンボルです。ロータスは、革新的なエンジニアリングとモータースポーツでの輝かしい実績を持つブランドで、ロータス 7、スプリント、エリーゼなど、数々の名車を輩出してまいりました。ブランドの伝統が未来のイノベーションに影響を与えているのです。ロータスのブランド戦略として、革新的なテクノロジーと卓越性に焦点を当てています。ロータスのビジョンは、2028年のロータス創立80周年に向けたロードマップであり、2028年までにグローバルなパフォーマンステクノロジーブランドとなることを目指しています。過去3年間でロータスの製品ラインナップは成長を見せており、以下のモデルがございます。まず、エミーラ。スーパーカーのような外観とドライビングダイナミクス、そして純粋なロータスDNAを備えた最も完成度の高いスポーツカーです。次に、エレトレ。ロータスDNAと電動化を融合させたハイパーSUVです。SUVのように見えますが、ロータスらしい走りを実現しています。そして、エメヤ。ラグジュアリーとパフォーマンスを融合させたプレミアムなエレクトリックハイパーGTです。スタイリッシュなデザインでありながら、0-100km/hの加速が2.8秒以下という世界最速クラスの電気自動車です。
ここ日本においては、強力なパートナーとワールドクラスのリーダーシップのネットワークを構築しています。ロータス仙台と神戸は、アジアパシフィック最大のマーケットである日本市場での拡大の始まりに過ぎません。日本はアジアパシフィック地域における最大の市場であり、さらなる展開が予定されています。ロータスは世界中のドライバーに感動と興奮を与えることを目指しています」

ロータス仙台を運営する株式会社ジースクエア仙台、代表取締役 大滝 歩氏は次のように述べた。「ロータス仙台では、新車販売だけでなく、中古車販売やサービスセンターも併設し、顧客のカーライフを総合的にサポートいたします。地域コミュニティとの連携も重視し、イベントなどを通してロータスの魅力を広めて参ります。ロータス仙台は、単なるディーラーの枠を超え、車を愛する人々のための特別な場所として、地域に根差した活動を展開していきます」

なお、既存のロータスオーナーへのサポートも、もちろん継続してしっかり行っていくということなので、安心だ。

ジョナサン ストレットン氏にお話を伺った。
―ロータス仙台のセールスポイントについて
グローバルCI(コーポレート・アイデンティティ) が主要な特徴です。このCIは、ロンドンのメイフェアで最初に導入されたもので、その後グローバルに展開されています。仙台の店舗は、建物もゼロからこのCIに合わせて作られているため、非常に精密にグローバルCIが反映されています。
―日本での店舗展開予定
具体的な詳細については、残念ながらまだお話しできないのですが、日本で新しいディーラー展開を進めています。神戸と仙台の店舗が、その最初の2店舗です。今後も新しいディーラーを発表できるので、期待していてください。
―ロータスの目標
ロータスの戦略は、2028年の創立80周年までに、グローバルなハイパフォーマンステクノロジーブランドになることを目指しています。80周年を迎える「ビジョン80」というプロジェクトがあり、2028年をゴールとして、製品の拡大やビジネス構造の改善を進めています。
―グローバル展開
日本だけでなく、アジア太平洋地域でも新しい市場を開拓しています。昨年は3つの新しい市場をオープンし、今年も2つか3つの新しい市場を開拓する予定があります。昨年オープンした新しい市場として、アラビアとエジプトがあります。これらの市場では、強いパートナーを見つけることが重要であり、仙台と神戸の店舗も、強力なパートナーであるジースクエア仙台と協力して事業を進めています。地域担当者と連携しながら進めることが何よりも大事なことです。

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