「ハンドリング・バイ・ロータス」バッジの出番だ! 吉利(ジーリー)が遂に英国本格上陸

ボルボ、ポールスター、ロータス、スマートを所有するあの企業が、今度は自社ブランドのEX5クロスオーバーを英国で販売する。

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吉利(ジーリー)が英国にやってくる! いや、ロータス、ボルボ、ポールスター、スマート、LEVCなんかの“大君主”として、とっくにここにいたんだけどな。でも今度は、正真正銘「吉利」としてイギリスにやってくるんだ!

巨大な親会社である浙江吉利控股集団の子会社、吉利汽車(Geely Auto)は、この度「Geely Auto UK」なる英国の販売代理店を設立した。全然ややこしくないよね?

まあ、とにかく、Geely Auto UKは我々の国での事業を、Geely EX5の販売からスタートさせる。これは2024年に初公開され、すでに中国、オーストラリア、タイ、インドネシアで販売されている、完全EVのSUV/クロスオーバーってやつだ。

しかし、我々イギリス人が最終的にハンドルを握るクルマは、世界の他の地域のモデルとは少し違うものになるかもしれない。なぜなら、吉利はロータス・エンジニアリングに「シャシーとダイナミクスの評価」を依頼したからだ。

「Geely EX5が、英国のユーザーにアピールするいくつかの核となる特徴を持った、素晴らしい製品であることは分かっています。だからこそ、英国で販売する最初の乗用車としてこのクルマを選んだのです。しかし、英国の顧客には独特の要求があることも承知しています」と、Geely Auto UKのボス、マイク・ヤンは語る。

「そのため、販売を開始する前に、ロータス・エンジニアリングの専門家たちと協力し、我々のクルマが期待に沿うものであることを確認しています。ロータス・エンジニアリングは、最高峰の研究開発リソースと共に、恐るべき実績を持っています。彼らと緊密に協力できることを、大変嬉しく思います」

そう、いすゞ ピアッツァやプロトン サトリア GTiに付いていた、あの「ハンドリング・バイ・ロータス」バッジのほこりを払う時が来たってわけ。我々の情報によれば、ロータス・エンジニアリングの“魔法使い”たちはEX5の「包括的な評価」を完了し、そのレポートは「将来的にGeely EX5をヨーロッパの道路に合わせてチューニングするための、強力な基礎」となるという。

EX5が英国で正式に発売される際の価格はまだ不明だが、他の市場から、シングルモーターの前輪駆動で、49.52kWhまたは60.22kWhのリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーが搭載されることは分かっている。後者のWLTP航続距離は、400kmを少し超えるあたりだろう。

吉利は、この新たな販売代理店の設立が、「英国向けにカスタマイズされた、高品質で手頃な価格の多様な車両を提供するというコミットメント」の始まりだと述べている。

さて、次に見える景色とは?

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=海外の反応=
「思うに、「エンジニアード・バイ・ロータス」バッジってのは、「ゴー・ファスター」ストライプ(貼るだけで速くなった気がするステッカー)と同じようなもんだろうな。つまり、効果を得るのに必要なのは、クルマにそれを貼り付けることだけさ」
「今やロータスでハンドリングが良いと言えるのはエミーラだけ。他のクルマは全部、重たいEVだからな。「ハンドリング・バイ・ロータス」なんて言われても、もはや大した意味はないよ」

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