LFAのようにLBXも独自の方法で魅力をアピール
ハロー、新型レクサスLBX。これは、レクサスがこれまで製造してきた車の中で最も小さく(CT200hよりも小さい)、3文字の名前を与えられた2台目のクルマだ。
トップギアをご覧の皆さんなら、どれが最初のか思い出すのにそう時間はかからないだろう。そして、レクサスはこの小さなクロスオーバーの発表に際して、あの度肝を抜くスーパーカー、LFAに関わりがあることを約束した。「LFAがレクサスの姿勢や性能の面でブランドの異なる側面を示したように、LBXは独自の方法でその範囲とプロフィールを拡大します」とプレスリリースには書かれている。なるほど。
しかし、LBXとTNGA-Bプラットフォームを共有するトヨタ ヤリス クロスの初期の販売成功を見れば、レクサスが小型SUVの道を歩む理由がわかるだろう。LBXは、レクサス ブレイクスルー クロスオーバー(Lexus Breakthrough Crossover)の略だそうだ。
もちろん、LBXをトヨタの同等モデルよりもレクサスらしくするために、かなりの努力がなされている。「セルフチャージングハイブリッド」の設定は、1.5リッター3気筒と各種電装品で同じだが、レクサスは134bhpとわずかにパワーアップしているのだ。トヨタの114bhpに比べ、レクサスは134bhpと若干パワーアップしている。
さらに、エンジンの振動を抑えるためにバランサーシャフトを追加するなど、防音材もレクサスの方がはるかに多くなっている。ホイールベースはヤリス クロスより20mm長いが、トヨタと同様、リアアクスルに搭載された2基目の電気モーターにより、4輪駆動も選択可能になっている。
スタイリングについても触れておこう。お気づきかもしれないが、レクサスの巨大なスピンドルグリルがなくなっているのだ。LBXは、その怒りに満ちた顔と、ボンネットの前縁の下の隙間でつながったヘッドライトによって、「新しいレクサスのアイデンティティを確立する」と言われている。17インチと18インチの大径ホイールもあり、さらにブラックルーフとのツートーンペイントも選択可能だ。
インテリアは、レクサス専用のダッシュボードに加え、9.8インチのインフォテインメントスクリーンと12.3インチのデジタルダイヤルディスプレイが中央に配置されている。一部の仕様ではヘッドアップディスプレイも装備され、ヤリスのリフトアップ車に乗っているような感覚を与えないよう、レザーやビーガンのオプションも用意される予定だ。
英国仕様の正確な詳細はまだ確定していないが、レクサスによれば、エントリーグレードに加えて、エレガント、リラックス、エモーション、クールという4つの「アトモスフィア」(トリムレベルの意)が用意されるそうだ。最初の2つは快適性と洗練性に重点を置き、後の2つはよりダイナミックなオプションとなる予定だ。
最初の納車は、2024年3月だ。これはレクサスが期待する「ゲームチェンジャー」となるのだろうか?
=海外の反応=
「かっこいい小型車」
「この手のSUVの多くがそうであるように、バッジを変えれば何にだってなれるんだよ」
「バックビューは好きだけど、サイドビューは日産ジュークを思い出すし、フロントビューはちょっとプジョーかシトロエンに見えるんだよね。ダークカラーのせいかもしれないけど、あの内装はリフレッシュ/アップデートが必要なように見える。内装に明るいオプションがあると良いと思う」
「コルサに似てる」
「日本人はヨーロッパに道を示している-非常に高価な方法だが。しかし、もしあなたがバカなら、もっと払うのが当然というのが、現代のビジネスのやり方」
「次はIQのレクサスバージョンになるってこと?IQは素晴らしい車だと思うけど、レクサスのバッジが付くと価格が倍増しそう。アストンマーティンの小型車もIQがベースだったような気がするけど、100%じゃなかったしね。
もしかしたら、電気自動車のIQの希望があるかもしれないけど、できればトヨタブランドで(上記の理由で)」