新型ルノー R5ターボは536馬力、4,800Nm、そしてラリー直系のハンドブレーキを搭載

やっぱ、ハンドブレーキしかないよね!さらに、スパルタンな新型ルノー5ターボ3Eのインテリアも初公開。

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新型ルノー5ターボ3Eは、ますます過激さを増しているようだ。…だが、我々はその怒れる姿をむしろ歓迎したい。なぜなら、タイヤスモークとEV特有の甲高い音をまき散らしながら初めて登場して以来、そのパワーは500馬力から536馬力へと向上しているのだから。

さらに、4,800Nmという途方もないトルクを発生する。これは、a) 0-100km/h加速を猛烈なタイムに押し上げるのに十分な数値であり、そして何よりも、b) まったくもって恐ろしい数値だ。

さあ、ルノーのホットハッチの未来へようこそ。腕と脚はしっかりと車内に収めておいてほしい。なぜなら、このクルマにしがみつく必要があるからだ。80年代の英雄の生まれ変わりは、後輪に隠された2基のインホイールモーターを搭載し、536馬力、地球を揺るがすフーリガンへと進化した。

ルノーの言葉を借りれば、「ラリー、ドリフト、そしてサーキットでのパフォーマンスのために作られ、公道にも適合した」「ビースト(野獣)」だ。アルピーヌが開発した専用のアルミ製プラットフォームをベースに、後輪駆動専用に設計され、カーボンファイバー製パネルで覆われている。

標準のルノー 5 EVよりもフロントガラスは後方に配置され、ホイールベースは延長され、全体的に大きく迫力を増している。ルノーはこれを「ミニスーパーカー」と呼んでいる。

このミニスーパーカーは、800Vのテクノロジー、床下に隠された70kWhのバッテリー、そして350kWの急速充電器を使えばわずか15分で15%から80%まで充電可能という性能を誇る。そして、2基のインホイールモーターはそれぞれ268馬力を発生する。

ルノーによれば、これらのモーターは通常のe-モーターと比較して「即座にパワーを発揮」し、「かつてのターボのような効果を生み出すが、タイムラグはない」とのこと。かつてのR5ターボの楽しさの半分はそこにあったのだが、この新型は重量が半分になっている。

車重は1,450kgで、ルノーは0-100km/h加速を3.5秒以下と主張する。また、最高速度270km/hで、選択したサーキットを「数周」ホットラップできるとも述べている。

サーキット走行をより楽しめるように(あるいは「不快なほど速い」領域に近づけるために)、「スノー」、「レギュラー」、「スポーツ」、「レース」といったモードが用意されており、「レース」モードには「ドリフトアシスト」機能が含まれている。この機能が、あのワイドなフェンダーと同じくらい、あなたの顔に笑みをもたらすことは間違いないだろう。

その笑みは、非常にスパルタンでレース直系のインテリアから生まれる。実際、これがR5ターボの内部を初めて見る機会となるが…、かろうじてロードカーと呼べるレベルだ。ドライバーの前には、10.1インチと10.25インチの2つのデジタルディスプレイがあり、あらゆるデータを表示する。6点式ハーネスを備えたバケットシート、カーボンとアルカンターラを多用し、そして – なんと! – 「ラリースタイル」の垂直ハンドブレーキが装備されている。しかし、それだけだ。

当然のことながら、80年代のオリジナルモデルのカラーリングや、インテリアのカスタマイズなど、さまざまなオプションで自分だけのR5ターボを作り上げることができる。ルノーは価格をまだ公表していないが、12万ポンド(2,200万円)以上、オプションをいくつか追加すればその倍近くになると予想される。

このクルマは1,980台限定で生産され(お分かりだろうか?)、それぞれにシリアルナンバーが付けられ、2027年以降、あなたの街のスーパーカーミーティングに登場することになるだろう。ただ、怒らせないでほしい…いや、怒った姿もきっと気に入るはずだけど。
よくある質問/Q&A
Q: 新型ルノー5 ターボ 3Eは、本当に「ターボ」を搭載しているのですか?
A: いいえ、搭載していません。車名に「ターボ」とありますが、これは80年代のルノー5 ターボへのオマージュであり、実際には2基の強力な電気モーターを搭載したEV(電気自動車)です。

Q: 4,800Nmというトルクは、他のハイパーカーと比べてどうなのですか?
A: この数値は非常に大きいですが、おそらくホイールトルクを指していると考えられます。ホイールトルクは、ギア比などによって大きく変化するため、単純にモータートルクだけで比較することはできません。参考までに、リマック・ネヴェーラのホイールトルクは約13,430Nmと公表されています。

Q: 後輪駆動で、0-100km/h加速3.5秒以下は現実的な数字ですか?
A: トラクション(タイヤと路面の摩擦)の限界があるため、後輪駆動でこれ以上の加速性能を達成するのは非常に困難です。3.5秒という数字は、このクルマの強力なパワーと、高度なトラクションコントロールシステムを考慮すると、十分に現実的な数値と言えるでしょう。

Q: 価格はどのくらいですか?
A: 正式な価格はまだ発表されていませんが、12万ポンド(2,200万円)以上、オプションによってはその2倍近くになる可能性が示唆されています。

Q: いつ発売されますか?
A: 2027年からの発売が予定されています。

Q: 生産台数は?
A: 1,980台の限定生産となる予定で、各車両にはシリアルナンバーが付けられます。

Q: どのようなカスタマイズが可能ですか?
A: 80年代のオリジナルモデルを彷彿とさせるカラーリングや、インテリアの素材など、さまざまなカスタマイズオプションが用意される予定です。

Q: どんな走行モードがありますか?
A: 「スノー」、「レギュラー」、「スポーツ」、「レース」といったモードが用意されており、「レース」モードにはドリフトを容易にする「ドリフトアシスト」機能が含まれています。

Q: インテリアはどのようになっていますか?
A: 非常にスパルタンな、レースカーのような内装です。2つのデジタルディスプレイ、バケットシート、6点式ハーネス、そしてラリースタイルの垂直ハンドブレーキが特徴的です。快適性よりも、パフォーマンスを重視したデザインとなっています。

Q: このクルマは公道走行可能ですか?
A: はい、公道走行可能です。ルノーは「ラリー、ドリフト、そしてサーキットでのパフォーマンスのために作られ、公道にも適合した」と述べています。
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=海外の反応=
「ターボがないのは明らかだけど…?」
「ルノー5に12万ポンド…生きててよかった。2,000馬力、50,000NmのEVなんて必要ない時代にね」
↑「まあ、60万ポンドのメガーヌクーペや、60万ポンドのアルピーヌ ツインテールよりは価値がある。」
「モデル S プラッドのほぼ3倍、リマック ネヴェーラの2倍のトルク。計算がおかしいか、間違っているはず」
↑「確かに。しかし、トルクだけでは意味がない。2倍の減速ギアボックスの後に測定すれば、エンジン/モーター出口で測定した値の2倍になる。だから、たぶん別の配置なんだろう。あるいは、あなたの言うように、おかしな、あるいは間違った計算をしているのかも。
追記:リマックのウェブサイトでネヴェーラのスペックを確認した。
彼らは2つのトルク値を記載している。
モータートルク:2340Nm
ホイールトルク:13430Nm
つまり、ルノーの数値はおそらくホイールトルクであり、そうであれば理にかなっているし、ネヴェーラの約35%だ」
「発売日は4月1日…グーグルカレンダーを見てみて…」
「ジムに通い詰め、脚のトレーニングを欠かさなかったカエルだな。このクルマは本当に楽しそうだ。このパワーウェイトレシオはマクラーレンの領域だ。真面目な話、チップチューンされたゴルフかパガーニ以外で、これほど軽くてパワフルなクルマを見つけるのは難しいだろう。」
「4,800Nmのトルクなのに、0-100km/h加速が3.5秒以下だと?現実的に考えて!この力なら、3.5秒以下ではなく、2秒以下になるはずだ!」
↑「後輪駆動だけだからね。だから3.5秒は非常に妥当だと思うよ」

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