【トップギア試乗】ホンダ シビック e:HEV:2022年のタイプRにつながる、完成度の高いファミリーハッチバック

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どのくらい払えばいい?
これは、以前よりも簡単な作業になる。イギリスでのエンジンは1種類、トリムはベースのElegance、ミッドレンジのSport、レンジトップのAdvanceの3種類から選ぶだけ。価格は29,595ポンド(480万円)からで、例えばセアト レオンが23,000ポンド(375万円)以下からとなると、かなり強気に見える。ちなみに、日本では390.02万円。だが、これは「エントリーレベル」のパワートレインが存在しないことの影響であり、ほぼすべてのライバルが魅力的に安いステッカープライスの1.0リッターターボ3気筒を用意しているのに対してのことを考えておこう。同じような170-190馬力のライバルでは、シビックがちょうどその中では良い選択肢ではないだろうか。

エレガンストリムには強力なキットリストがある。ホンダの「センシング」運転支援パッケージが組み込まれており、車線維持支援とクルーズコントロールのための自動運転トラフィック機能が付いている。また、フロント&リアパーキングセンサー、17インチホイール、スマートフォン対応のインフォテイメントも装備されている。

Sportはさらに1,000ポンド(16万円)かかり、フェイクレザーシート、グロスブラックのホイールとトリム、よりスポーティなペダルが追加される。この仕様のキットは、少し貧弱に聞こえるかもしれないけれど、実際にはスマートなものだ。

最高級ラインはAdvanceで、32,995ポンド(534万円)。この価格だとアウディやBMWでは、低スペックのクルマになってしまうが、そうではなく、12スピーカーのBoseハイファイ、パノラマガラスサンルーフ、マトリックスLEDハイビームヘッドライト、大型ドライバーズインフォスクリーン、革シート、ステアリングヒーター、18インチリムを装備したクルマになっている。

ホンダによると、36ヶ月のPCPで月々349ポンド(5.6万円)から分割ローンを組めるが、その際に1,000ポンド(16万円)のホンダ保証金必要とのことだ。同じようなスペックのフォード フォーカスの場合、月々380ポンド(6.2万円)の手数料を提供するスキームがあることがわかった。

ホンダの場合、ハイブリッドドライブトレインのランニングコストの低さが、余計に魅力的なのかもしれない。同等のトヨタ カローラは、月々約360ポンド(5.8万円)。トヨタの方が魅力的だが、走りとしてはホンダの方が優れているし、広さもある。それから、トヨタはステーションワゴンにすることができるが、ホンダでは不可能だ。それでも競争力があるのは、ホンダが今回のオーバーホールで目指したものなのである。

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