内装
レイアウト、フィニッシュ、スペース
ドライビングポジション、シート、品質、レイアウト…ケチつけるとこがない。美しい!欲を言えば、センターにもう少しだけ余裕があったら肘がぶつかることなくコンソールのものが取れるんだけどないかなって思わないこともないわけじゃないんだけど、これってただのアラ探しだよな、気にしないで。キャビンはとっても魅力的で、よく作りこまれてて、簡単に操作できる(スクリーンやメニューでさえもね!)。なにかにつけて複雑になってる最近の中で、これは非常にありがたい。この画像はオプションを色々つけたとこで、助手席の前についてるスクリーンがわかるかな(暗くて見えにくいけど)?あれ、725ポンド(11万円)オプション。さすがに画像ではキャビンにレザーが使われてないってとこまでは分かんないかもしれないけど、これはレザーフリーなんだ。今のトレンドだね。
思ってたよりハンドルは小さめでリムは薄めで、アルカンターラ風のRace-Tex素材が巻かれてる。座る位置が低いのに、視界はバッチリ。バッチリと言っても、そりゃSUVには負けるよ。だって、これまで言ってきたようにクロスツーリスモって車高の低いクルマなんだから。従来のエステートと変わらないくらい低いんだよ?後ろから見た姿も、少し狭くなってるしさ。
さて、もっと実用性の話をしよう。このクルマを買うつもりなら知っておくべきことがある。405リットルの荷室は、深いんだけど横に狭いんだよね。それに、リアドアの傾斜や積み込み口の高さは、ドッグフレンドリーとは言えない。けど、ノーズ下にもう一つストレージがあることをお忘れなく。84リットルもあるから、充電ケーブル類以外にも色々入れることができちゃうんだ。でも、子供+ペット+多くの荷物を載せてハイキングに行くつもりなんなら、ルーフボックスが要る、航続距離に影響しちゃうけど…。リアシートを全部つぶす覚悟なら、最大で1,171リットルの容量が確保できる。
頭上スペースはタイカンに比べて36mmアップ。この違いはデカいよ、異次元の差を生んでるんだから。レッグルームは変わってないけど、室内空間が倍になった感じがする。リアシートは、4+1と5シートのレイアウトを選ぶことができる。前者は、より形の良いアウターチェアのオプションがあり、お値段1つ336ポンド(52,000円)也。子供が3人いるならこのオプションは選択しないほうがいいだろう。