モータースポーツ界に激震。ポルシェが今シーズン限りでFIA世界耐久選手権(WEC)から撤退すると発表した。これにより、来年のル・マン24時間レースでポルシェ 963ハイパーカーの勇姿は見られなくなる。フェラーリとの激闘が期待された矢先の衝撃的な決定の裏には、市販EV開発を見据えたフォーミュラEへの大きな戦略転換があった。
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そう頻繁にあることではないが、ポルシェが歴史的な大失敗を犯そうとしていると感じずにはいられない。同社は、そのファクトリーチームであるポルシェ ペンスキー モータースポーツが、今シーズン限りでFIA世界耐久選手権(WEC)から撤退することを発表したのだ。
そう、これは来年のル マンに、メーカー直系のポルシェ 963ハイパーカーが登場しないことを意味する。せっかく面白くなってきたところだったのに。まったく、ブーイングものだ。そして最悪なのは、ポルシェがWECから撤退する理由が、フォーミュラEへの参画に集中するためだということである。これは作り話ではない。
ポルシェAGの開発担当取締役であるミヒャエル シュタイナー博士は、「現在の状況を鑑み、今シーズンをもってWECへの参画を継続しないことを大変遺憾に思う」と述べた。
その「状況」とやらが、単にフェラーリが499Pハイパーカーでル マン3連覇を達成したという事実ではなく、より広範なビジネス上の理由(ポルシェは今年の売上が昨年の最初の9ヶ月と比較して6%減少したことも発表している)を指しているのだろうと我々は推測している。ポルシェが耐久レースに出るとなれば、たいてい勝つものなのだが。963のル マンでの最高成績は、今年の準優勝であった。
この決定を正当化しようとする声明には、「フォーミュラEにおいて、ポルシェは市販EVスポーツカーのための貴重な知見を得ている」と書かれている。「シーズン13(2026/27年)には第4世代のフォーミュラEマシンが導入され、さらなる開発の自由度をもたらすだろう。これにより、ポルシェは完全電動の市販車に向けて、より急な学習曲線を達成することが可能になる」
それでも、米国の耐久レースファンにとっては、少なくともいくつかの朗報はある。ポルシェとペンスキーは、IMSAウェザーテック スポーツカー選手権で963を走らせ続けるからだ。北米が依然としてポルシェ最大の市場であるため、WECよりもこちらが選択されたのである。
400号記念:UK400マイルロードトリップ/フェラーリ F80/フェラーリハイパーカー:トップギア・ジャパン 069
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=海外の反応=
「一番キツいのは、撤退理由がフォーミュラEだってことだ!!! 何かの冗談かと思ったが、マジで現実なんだな。RIP 963 」
「これだから俺たちは電気自動車をもっと嫌うべきなんだよ。ハリス時代の偽トップギアの半分は、あいつが「しかも、こいつは電気で動くんだぜ!」ってやたらハイテンションな声で言うだけだった。もう十分だろ、抵抗しろ」
「WECチームを存続させるために無い金を使い続ける方が、よっぽど大きな間違いだろ。メーカーなんて来たり去ったりするものさ。ポルシェはそのうち戻ってくる。いつものことだ」
「とんでもない間違いだ。衝撃デカすぎる!」
「これはWECプログラムをキャンセルするっていうのを、きれいに言い換えただけだろ。フォーミュラEとは何の関係もないね」
「どうやら第4世代のフォーミュラEマシンは、従来よりはるかに速くなるかもしれないっていう誇大広告に、見合うだけの性能にならなきゃいけなくなったようだな」