映画史に残る「ガッカリな劇中車」ワースト5!007の透明ボンドカーからワイスピの三菱車まで

映画を彩る数々の名車たち。しかし中には、映画の世界観やハイオクガソリンの無駄遣いとしか思えないような「最悪な組み合わせ」も存在する。英トップギアが選ぶ、銀幕に登場したワースト・ムービーカー5台を、強烈なイギリス的皮肉とともに振り返る。


アストンマーティン 「ヴァニッシュ」
Aston Martin ‘Vanish’
『007 ダイ アナザー デイ(Die Another Day)』、2002年

ピアース ブロスナン最後のボンド役で、007はついにアストンマーティンに戻ってきた。しかし、馬鹿げた「透明になる車」というガジェットによって即座に台無しにされたのである。(※訳注:実際の車名はVanquish=ヴァンキッシュだが、「消える」を意味するVanish=ヴァニッシュと皮肉って呼んでいる)

三菱 エクリプス スパイダー
Mitsubishi Eclipse Spyder
『ワイルド スピードX2(2 Fast 2 Furious)』、2003年

ステッカーだらけの紫色の前輪駆動、三菱製タルガトップほど、ザラついたストリートレースを大声で主張するものはないだろう(もちろん皮肉である)。

フォード モンデオ
Ford Mondeo
『007 カジノ ロワイヤル(Casino Royale)』、2006年

ボンド映画におけるダサいフォードのプロダクト プレイスメント(劇中広告)のおかげで、ダニエル クレイグのデビュー作は「レップモービル(※退屈な営業用社用車の意)」によって危うく脱線させられそうになった。

ガジェットモービル
Gadgetmobile
『GO!GO!ガジェット(Inspector Gadget)』、1999年

自動運転で早口で喋る、紫色のダッシュボードを持つリンカーン コンチネンタル。いわば、ムービーカー界の「ジャー ジャー ビンクス(※スターウォーズで最も不評を買ったウザいキャラ)」である。

ボルボ C30
Volvo C30
『トワイライト〜初恋〜(Twilight)』、2008年

なぜって、自分が不機嫌で不老不死のヴァンパイアだったとしたら、ボルボのハッチバックに乗って鬱々と走り回るのを選ぶに決まっているからだ、当然ながら。

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=海外の反応=
「『ダイ アナザー デイ』のヴァンキッシュについては同意できないな。ザオのジャガー XKRとの氷上でのチェイスを今でも覚えている。あの2台はお互いをとてもよく引き立てていた」
↑「あの酷いブロスナン時代のボンド映画で唯一記憶に残っているのがあのチェイスだけど、それでも車のガジェットはただただ馬鹿げてた。屋根にガトリング砲を積んだXKRと、透明マントを持ったヴァンキッシュだと? 真面目な話、12歳の子供が考えたようなアイデアだろ」
↑「ボンド映画ってそういうものじゃないの?」
↑「ああ、ボンドカーにはガジェットがあるけど、少なくともそれらはだいたい信じられるものだった。透明マントはただ荒唐無稽だったよ」
↑「あれは当時、補給部隊や部隊の移動を衛星から隠す目的で、アメリカが実際に研究していた本物の実験技術だったんだよ。しかも、HDやBluetooth、商用Wi-Fi技術が普及する前の話だ。それから25年近く経った今、彼らに何ができるか想像してみてくれ」
「1) ヴァンキッシュの光学迷彩は実際かなりイカしてたし、当時のVFXとしては最高だった
2) エクリプス スパイダーはタルガトップじゃなくて、完全なコンバーチブルトップを使用している
3) ボンドは海外を旅行中だから、モンデオはレンタカーだ。まさか当時まだ未発売だったDBSをレンタルしろとでも言うのか?
次回は記事を書く前にもう少しリサーチをした方がいいな」
↑「もしこの記事が薄っぺらくて間違いだらけだと思うなら、彼(記者)が書いた『史上最高のムービーカー24選』の記事を読むべきだよ」
「『ゴールデンアイ』のZ3(あらゆる映画の中で最も露骨で不必要なプロダクト プレイスメント)と、『ドクター ノオ』のアルパイン(サンビーム アルパイン)を忘れているぞ。そしてもちろん、『死ぬのは奴らだ』のピンプモービル(※派手な悪趣味改造車)もな!」
↑「Z3はダサかったし、出番は30秒だけで、クールなことは何もしてない」
「『ユア アイズ オンリー』を観に行った時、映画館のロビーにボンドカーが展示されるという約束を思い出すよ。当然、ブロンズ色のロータス エスプリ ターボを期待していたのに、実際には弾痕のステッカーを貼ったシトロエン 2CVだったと知った時のことさ…だから俺にとって2CVは最悪のムービーカーであり、最大の失望だ」
「初期のブロスナン版ボンド映画のBMW 7シリーズは少なくとも面白かったが、ヴァンキッシュの透明マントのようなガジェットはあまりに荒唐無稽で、真面目に受け取るのが難しかった。面白いことに、ブロスナン時代のボンド映画そのもののように、真面目に受け取るのが難しく、忘れてしまうのが一番だ」

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