【トップギア試乗】ポルシェ 911 GT3

内装

レイアウト、フィニッシュ、スペース

911は、ドライビングポジションやシート、コントロールウェイトなど基本的な部分をずっと大切にしてきた。だからこそ、乗った瞬間に安らぎが感じられ、しっかりとその役割を果たすことができる。サーキット走行を目的とした高性能マシンの中で、これほどまでに親しみやすく、同時に強烈な印象を与えるモデルは他にない。

キャビンは標準の992型で、新しいトラックスクリーンモード(中央のレブカウンターのみ)や、シャシーモード(スポーツまたはトラック)の切り替えが可能なマルチファンクションホイールが搭載されている。また、ESCとトラクションコントロールを無効にするボタンもあるので、タッチスクリーンを操作する必要がない。PDKでは通常のギアレバーを採用しているが、ステアリングホイールのパドルを使っても操作が可能だ。プラスチックの品質が悪い部分もあるが、さほど気にならない。

とはいえ、完璧ではない。インテリアの一部はしっかりした感じがしないし、最新の911のイグニッションスタブ/レバー/何かよくわからないものが嫌な感じ。スタートボタンがあれば十分だと思うんだけど。

トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2021/04/32811/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

HP Directplus -HP公式オンラインストア-

ピックアップ

トップギア・ジャパン 060

アーカイブ