ポルシェのフラッグシップSUV「カイエン」の完全電動モデルに、第3の刺客となる「カイエン S エレクトリック」が追加された。最高出力544ps、最大航続距離652kmを誇るこの新型EVは、ベースモデルと高性能なターボの中間に位置する絶妙なバランスが魅力だ。開始価格2115万4824円からとなるこの「ちょうどいい」パフォーマンスSUVについて、詳細にお届けする。
ポルシェ カイエンが電気自動車になった。比喩ではなく文字通りだ。この新しい「ビッグボーイ(大きな坊や)」なパフォーマンスSUVは今や電子を動力源としており、まもなくあなたが選べるようになる3番目のバージョン、それが「カイエン S エレクトリック」だ。
ポルシェによれば、このモデルは通常のカイエン エレクトリックの上に位置し、カイエン ターボ エレクトリックの下に位置するという。つまり、これはおそらく「ゴルディロックス(※童話『3匹のくま』に由来する、熱すぎず冷たすぎない『ちょうどいい』選択肢のこと)」バージョンということになる。ご存知の通り、童話のゴルディロックスは544psのパワーや0-100km/h加速3.8秒なんて持っていなかったが、このカイエンSは確かに持っている。
最高速度は250km/hに達し、ポルシェはWLTPモード航続距離を652kmと見積もっている。兄弟モデルと同様に、このSモデルも400kWの急速充電ホースを受け入れることができる113kWhのバッテリーを搭載しており、これは10%から80%までの充電がわずか16分で完了することを意味する。もちろん、その最強の充電ホースを見つけ出すことが問題になるわけだが。
この544ps(ローンチコントロール使用時は最大666ps)を提供する動力源は、フロントとリアに1つずつ配置されたツインモーター・ドライブトレインだ。カイエン ターボから受け継いだ技術も採用されており、リアモーターの直接油冷システム(どうしてもあの恐竜のジュース=化石燃料由来のオイルを使うのをやめられないんだな)、トルクベクタリング(PTV Plus)のオプション、「アクティブ ライド」サスペンション、そしてモンスター級のカーボンセラミックブレーキ(PCCB)などが備わっている。
なんと、「プッシュ トゥ パス(追い越し用ボタン)」まで付いている。これは杖を振り回して怒っているガンダルフ(※映画『ロード・オブ・ザ・リング』の魔法使い。「ここを通ることはまかりならん!」という名台詞へのオマージュ)をこっそりやり過ごすための方法ではなく、最大10秒間にわたって122psのブーストを解放するボタンのことだ。
見た目に関しては…カイエン エレクトリックとほぼ同じだが、このモデルには20インチの「エアロ」ホイールと、グレーにペイントされた新しいフロントおよびリアエプロンが装着されている。13種類のボディカラーから選ぶことができ、上の写真にあるツートーングリーンのような様々なインテリアパックも用意されている。これらを追加していくことで、カイエン S エレクトリックのベース価格である99,900ポンド(2,115万円)から、あなたが最も心地よいと感じる金額まで跳ね上がっていく仕組みだ。
ポルシェが気になった方へ
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=海外の反応=
「耳を澄ませば、こいつの価値が下がっていく(値落ちしていく)音が聞こえてくるぞ」





