メルセデス・ベンツが、次世代の最高級フル電動ミニバン「VLE」を世界初公開した。巨大な「VAN.EA」専用プラットフォームを採用し、115kWhの大容量バッテリーによる700km以上の航続距離を誇る。さらに、後席には31.3インチの巨大8Kパノラミックスクリーンを備えるなど、まさに走るファーストクラスだ。「レクサス LM」への直接的な対抗馬となるこの豪華絢爛な電動リムジンだが、その前衛的すぎるフロントフェイスや派手なRGBライティングには、英・BBCトップギアの読者たちから容赦ない辛口コメントが殺到している。本記事では、新型VLEの驚愕スペックと海外車好きたちのリアルな反応を詳細にお届けする。
2024年、ポルシェの営業利益は56億4000万ユーロ(9,350億円)だった。しかし2025年には、それが4億1000万ユーロ(680億円)まで激減した。つまり、元フェラーリ、元マクラーレンという経歴を持つ新ボス、ミハエル ライターズは、かなり抜本的な決断を迫られているということだ。
その中でも中心となるのが、経営構造の「スリム化」と、「階層」や「官僚主義」の削減である。そしてもう一つ、ポルシェ 911の上位に位置する新型スーパーカーを投入する可能性がある。
いや、投入するはずだ。ライターズのコメントはこうだ。「我々は、オーナー自身が運転したくなるような、楽しく、パフォーマンスと情熱を伝えてくれる、妥協のない優れたスポーツカーを追求している。そしてこれは、パワートレインの種類に関係なく言えることだ」
「我々は、利益率の高いセグメントで成長するために、製品ポートフォリオの拡大を検討している。具体的には、現行の2ドアスポーツカーの上位モデルや、カイエンの上位モデルの両方を視野に入れている」
つまり、これは「現行の2ドアスポーツカー」の上位に位置する、よりプレミアムで限定的、かつ高価な911の派生モデルを指しているのか、あるいは全く別の新しく華やかな高級車を指しているのかのどちらかだろう。
それは、ランボルギーニ レヴエルトやフェラーリ F80(※原文の849はF80の誤記と判断)のようなライバルと競うスーパーカーなのか、それともフラッグシップとなるハイパーカーなのか? ポルシェはかつて「918 スパイダー」の後継としてEVの「ミッションX」コンセプト(上の写真)を計画していたが、EV人気の低迷によってそれは潰れた。今度は代わりにガソリンエンジンで生産化されるのだろうか?
ポルシェがカイエンの上位に位置する新しいSUVのフラッグシップを計画しており、それが純粋なEVではなくエンジン搭載モデルとして登場することも、以前から周知の事実だ。高級車業界の上層部が需要の減退によりフル電動化への突入を減速させ、方針を転換していることは今さらニュースでもない。だからこそ、先ほどのライターズの「パワートレインの種類に関係なく」というコメントに繋がるのだ。
今年(2026年)も特に明るい見通しとは言えない。「ポルシェAGは、2026年度も非常に厳しい市場環境を予想している」と同社は述べている。「例えば中国では高級車セグメントが依然として圧迫されており、特に電気自動車に対する激しい価格競争が継続的に影響を及ぼしている」
もしあなたがライターズの椅子に座っていたら、状況を好転させるためにどのような抜本的な決断を下すだろうか?
ルノーが気になった方へ
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新車にリースで乗る 【KINTO】
=海外の反応=
「車を大きくするんじゃなくて細くしてくれ。2018年頃の内装、メーター、スイッチ類を復活させて、ハプティクス(触覚フィードバック)は歴史の闇に葬ってくれ」
「始動時に、不要なADAS(先進運転支援システム)機能を即座に、あの『故障しました!』っていう煩わしい警告灯を出すことなくオフにできる物理ボタンを追加して」
↑「もしそうなれば、新型の(スリムな)ポルシェが本当に欲しくなるかもしれない」
「2025年型のアウディとトヨタに乗ってるけど、どっちのADASシステムもゴミだよ。2018年型のカレラTとジムニー SZ5を売るんじゃなかった」
「年寄りは何でも『停滞させろ、停滞させろ』っていう解決策しか持ってないのか!」
↑「実用的で本質的なものに絞る、っていうのが何でいけないんだ?」
↑「あんたは、新車が期待していたほど興味深いものではなく、評価もされていないという事実に、相当な不満を抱えているみたいだな。単純な事実として、10〜20年前の車のインテリアの方が、美的にも触覚的にもずっと過ごしやすい空間だったんだよ」
「フェラーリが使っている『限定生産で金儲け』戦略が正しい道だと気づくのに随分かかったな。新しいプラットフォームを作る必要すらない。カモどもは296の中身を別のボディに詰め替えただけの車に3倍の金を払うんだから、同じように911の中身を別のボディに変えて5倍の値段で売ればいいじゃないか」
↑「911 S/Tはオプションを盛れば簡単に40万ポンド(約8,000万円)を超えるが、即座に完売した。ベントレーのバトゥールも現行コンチネンタルのボディ違いなのに即完売した。ランボルギーニだってアヴェンタドールのプラットフォームで10年間毎週そんなことをやってたぞ。ポルシェは電熱フロントガラスに800ユーロ、プライバシーガラスに2000ユーロ以上も取ってるのに、この手のビジネス戦略は格下だって? 頼むよ。『カモ絞り取り機3000』をフル稼働させようぜ」
「タイトルに答えるなら、ポルシェはいろいろ検討はしているけど、実際には何も決めかねているんだと思う。今は何事も不透明すぎて、将来のモデルにどんな道筋を立てるべきか判断しづらいんだろう。でもアルピーヌを見てみろよ。彼らは電気のA110を貫きつつ、欲しがる人のためにエンジンモデルの選択肢も用意している。今こそ企業は決断力が必要だ。競争に遅れをとるなんて、あまりにも簡単すぎるからな」
「まあポルシェは新型カイエン、タイカン、マカンでEVに全振りしたけど、その結果は販売台数に表れてる。タイカンもマカンも必要なボリュームからは程遠い。ポルシェはEVセグメントに飛び込んで失敗したから、戦略を変えているんだよ」
「見た目はいいけど、エンジンが載らなかったらポルシェにとって無駄な努力になるから、費用を惜しんでやめておけよ。もう既に、多くの新車ディーラーで埃を被っている速くて実用的なEVの例はいくらでもある。そのせいでいくつかの企業は小規模、時には大規模な損失を出し、収支決算書に大きな穴を残しているんだ。エンジンを載せろ、さもなくば全部やめちまえ!」
「あのありきたりなヘッドライトを捨てて、911の象徴的な丸型に戻してくれ。今のフロントは他のどんなスーパーカーと見分けがつかない」
「ポルシェのディーラーは中古のタイカンすら引き取ろうとしないし、EVへの需要も冷え込んでいる。EVセグメントへの深入りがポルシェにとって有害だったのは明らかだ。それと、ブランドを取り巻く興奮を再び取り戻す必要があるから、新しいスーパーカーは理にかなっている」
「特有の問題は、『現行の2ドアスポーツカーの上位モデル』として非常に魅力的で利益率の高い車が既に存在していることだ。ただし、それはポルシェではなくシンガー(※ポルシェ専門のレストモッドメーカー)が作っているんだ」
「シンガーは台数やビジネスモデルにおいてポルシェと比べるような相手じゃない。それに、非常に限定的で実質的にビスポーク(特注)な職人芸の車を作るのは、ポルシェのような大量生産メーカーには向かない。シンガーがうまくいくのは、比較にならないほど小規模で、即完売するのを承知で超高額な限定車を作っているからだ」
「『現行の2ドアスポーツカーの上位モデル』なんて大量生産車になるわけがないだろう。タイカン ターボGTのオプションを盛れば20万ポンド(約4,000万円)を超えるし、911 GT3-RSは簡単に25万ポンド(約5,000万円)を超える(しかも、それは注文権を得る前に他のポルシェを何台も買う必要がある費用を含んでいない)」
「だから、シンガーのような路線には行かないって言ってるんだ。ポルシェにとって商業的に理にかなっていない。シンガーには合っていてもポルシェには合わない。全く比較にならないビジネスだよ。シンガーが1年で作る台数なんて、ポルシェならおそらく1日で建てるくらいだぞ」
「つまり、現行911のトップエンドを超える新しいポルシェのスーパーカーを買おうとする潜在的な購入者が、同じ価格帯のシンガーと比べないっていうのか???」
「比較なんてしないさ。彼らはマクラーレン W1やフェラーリ F80のような、ブランドの象徴となるハイパーカーを欲しがるだろう。以前の918スパイダーがP1やラ フェラーリと並べられたようにね。それに、この価格帯の購入者なら両方買えるしな。だからといって、ポルシェがその道を行くのが理にかなっているとは思わない。シンガーに任せておけばいい。両社は別々のことをしている別の会社で、比較対象ではない。911を共有しているだけで、それ以外は何もかも違う」





