これは、BMWが2021年のMotoGPのシーズンに向けて投入するセーフティカーであり、新しいファンへの露出をするチャンスでもある。思わず鼻歌でも歌いたくなるよね。
新しいM3とM4のコンペティションカーが、M5 CSに加わり、BMW M 1000 RRも登場する。後者はMの量産車としては初の2輪車だ。また、Mが3台のセーフティカーと1台のバイクを発表するのは初めてのこと。BMWが20年前からMotoGPに供給していることを考えると、感慨深いものがあるよね。
F1の新しいセーフティカーであるダンディな新型アストンマーティンへの変更点とは異なり、Mカーの変更は最小限に抑えられている。BMWは、「新しいセーフティカーの市販バージョンは、すでにスポーティなパフォーマンスのために設計されています」と念を押している。
ビッグカー、スモールチェンジ。M3とM4には新しいエキゾーストシステムが採用され、M4のリアシートは廃止され、ロールバーやハーネス、クイックリリースボンネットラッチ、海外輸送時の緊急電源遮断装置などが装備されている。
さらに、点滅式のフロントライトや、スタイリッシュなライトバーも装備されている。本当に、ライトバーがあるとないとでは大違いな印象だよね。
そして、それと同じくらい大きな違いがあるのが、カラーリング。伝統的なモータースポーツホワイトに加え、ダークグレー(M3 コンペティション)、サンパウロイエロー(M4 コンペティション)、メタリックグリーン(M5 CS)が登場。あの愉快な1000 RR バイクも、クラシックなMカラーになっている。
かっこいいでしょ?M3とM4のワイルドなカラーリングを間近で見てみたいよね。