これがトウバー。なぜ手で持っているかというと、電動でガタガタと出てくるわけではないからだ。
このためにトランクの床の下をゴソゴソと探さなければならないのは、2,300万円のSUVでは、あまり褒められた行為ではない。もちろん、それは右のギアボックスの周辺をカチカチしようとしても何もない - 何らかの理由で(個人的にはリアバンパーの下のパッケージングが疑わしい)アストンは、電動の牽引バーを提供することはできていない。
結局、重い鉄の塊を元の場所に戻すためには、袋の上でひざまづくしかないんだよね。
そして、次の障害物にぶつかる。レッカーバーのスロットにはカバーがないので、オフロードでの走行で出たゴミで一杯になってしまうんだ。つまり、きちんと掃除してないと、トウバーがロックできない。
たくさんの牽引バーの写真を撮ってきたが、同じように私は、多くのDBXは「バー」仕様で注文されていないし、この部分はめったに使用されることがないのだ、とアストンが主張してくるだろうと確信している。だってさ、結局のところ、誰が好き好んで汚れたトレーラーなんか牽引したい?あと、キャラバンとか?
でも、落ち着いて考えてみてよ。娘さんの馬は?それともボート?自転車なんかだったらいいんじゃない?また、ベンテイガやレンジローバーが3.5トンを牽引するのに対し、DBXの牽引制限は2.7トンであることも知っておこう。
SUVを使うというライフスタイル的な側面で見れば、そもそも1台持っていて、それが本来の仕事をしてくれないとなると、バッテンがついてしまうのだ。私もそうだった。たしかに、トウバーの解決策は、あとからの思いつきっぽい臭いがする。でも、これは便利なクルマなのだから、操作するのが楽じゃないとね。だが、そうじゃない。妙なインフォテインメントからこの牽引ソリューションまで、必要以上にユーザーの努力が必要とされる。