気分を変えて、良い点を探してみよう。想像力豊かに使われている革が見事だ。センターコンソールパネルにあしらわれた革を見てほしい。所々にわずかにしわが寄っているように見えるのだが、それは最初、適切に張られているかどうか疑問に思ったのだが、そこは、アストンの仕事ぶりだ。きっと、革をより自然に見せたかったのではないかと推測している。
またしても、キースロットがうまく収まっていない。これはヴァンテージやDB11でも同じ話だ。もちろん、飛び出てくることはないけれど。まあ、これくらいなら満足できる程度かもしれない。
ここにはたくさんのボタンがある。スポーツカーだと、モードボタンはステアリングホイールについているものだ。「スポーツ+」から「テレイン+」までの6つのオプションの間で、デフ、アダプティブサスペンション、エキゾースト、トラクション、スロットルなどに影響を与えられるというのは便利である。
コンソールの下はこんな感じ。携帯電話トレイと起動解除ボタンは、かなり手が届きにくい場所にある。便利なサイズのスペースだが、DBXはワイヤレス充電をサポートしていないので、ストレージから、あなたの肘を通過して、ケーブルを下に這わせる必要があるが、だらしなく見える。そして、このクルマもそうであるように、このコーナーが革で覆われている場合、電話は非常にカンタンに飛び出してくるのだ。