【トップギア試乗】電気自動車に生まれ変わった新型フィアット 500

フィアットの新型500は、堅実で洗練された小さな電気自動車

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スタイル、適切な航続距離、使いやすいテクノロジー。

イマイチ⬇️

後席が窮屈。大胆さに欠ける。

<概要>

どんなクルマ?

フィアット 500に見えるって?おっしゃるとおり、これが新型フィアット 500だ。新しい500には、古い500にあった部品が見当たらないだろう。サイズが大きくなって、新しい内装、シャシー、ボディ、プラットフォームが採用された。そして、最も重要なのは新しい推進力だ。それは、電気のみだということ。
ホンダ eのような、おしゃれでスタイルの良い小さな電動ハッチだ。ミニ エレクトリックやDS 3 クロスバックと違って、ガソリンバージョンはない。
新型500には、今挙げたEVのどれもについてない、1つの重要なオプションがある。それは、巨大なファブリック製のサンルーフで、これはかなり後ろまで開き、リアウィンドウを落とすこともできる。あなたのEVは街の空にぴったりなのに、なぜその空の開放感を自分が楽しむことはできないんだい?

なぜフロントドライブなのか?彼らはゼロからのスタートだったので、ホンダ eのようにリアモーター/後輪駆動の仕事をすることだってできたはずだ。だがフィアットは、FFは人々が慣れているものだからだと主張している。同じ理由で、電気モーターのアクセルのキャリブレーションはガソリンによく似ているし、カーブでの挙動も慣れているものだ。なんで右リヤウイングに充電ポートがあるんだい?そこはガソリンを入れるところで、それも慣れているから。キャンバスルーフは、金属製のサイドレールの間に張り巡らされた既存の500と大まかには似たアイデアである。
そう、だからこれは、フィアット 500なのだ。ミニ・エレクトリックがミニであるように。それに対してホンダ eは、ほとんど無茶苦茶なまでにホンダ フィットじゃない。

電気自動車では、誰も「何をするのか」と聞かず、「どこまで走れるのか」とだけ聞くのだ。新しい500のバッテリーは42kWhの容量を持ち、ルノー ゾエやPSAの208/コルサ/DS 3という三つ子のバッテリーよりは小さいが、ミニやホンダ eよりは大きなエネルギーを快適に発生させる。WLTPによる航続距離は320kmだ。

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