ベントレーのSUV 新型ベンテイガ発表 まずはV8から ハイブリッドやスピードモデルも年内発表予定

SUVにして必要十二分なパフォーマンスと効率性

新型ベンテイガはベントレー製4.0リッター32バルブのデュアルツインスクロールターボチャージャー付きV8ガソリンエンジンを搭載し、驚異的なパワーと燃費を実現している。
このV8エンジンを8速オートマチックギアボックスと組み合わせ、最高出力550PS、最大トルク770Nm、最高速度290km/h、0-100km/h加速4.5秒という、スーパーカー顔負けの性能を見せつけてくれる。
クラストップの性能を誇る新型ベンテイガ V8の持ち味はそれだけではない。航続距離639km、CO2排出量302g/kmという値も達成。特定の状況で8気筒の内の4気筒を休止するシステムが、13.3L/100km(複合モード)という燃費に貢献している。4気筒になっても走行性能に妥協はない。
新型ベンテイガではリアトレッドの20mm拡張を踏まえ、ベントレーダイナミックライドも改良された。世界初の電動式アクティブロールコントロールテクノロジーとして登場したこのシステムが、操舵力を軽減し、リニアなレスポンスを向上させてくれる。ベントレーダイナミックライドがコーナリング時のロールを即座に抑え込み、タイヤの接地性を最大限に高め、クラストップのキャビン安定性と快適な乗り心地、優れた操縦性を実現する。
ベントレードライブダイナミクスモードとオプションのオールテレインスペシフィケーションを組み合わせれば、オンロード向け、オフロード向けともに数種類の走行モードを利用でき、その幅広さにおいても新型ベンテイガは他のSUVを圧倒してくれる。走行モードはオンロード向け4種類、オフロード向け4種類の最大8種類。どのような路面状況であっても、ドライバーはダイヤルを回すだけで最適な走行設定を選択できる。
今後は、ラグジュアリーセグメント初となるプラグインハイブリッドの発売も控えている。先代ハイブリッドの魅力を受け継ぎつつ、ベントレー史上最高の効率性を誇るモデルとなり、電動化を目指すベントレーの足掛かりとなる。
また、パフォーマンス重視のスピードモデルの発売も予定している。こちらは、精悍さを強調したスタイリングとなる予定だ。スピードモデルはベンテイガシリーズの最上位モデルであり、定評ある6.0リッターW12 TSIエンジンが搭載される。

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