最先端のインフォテイメントと安全でくつろげる空間
新型ベンテイガに導入される最先端のインフォテインメントシステムが、ユーザーインターフェースの新基準を打ち立てている。10.9インチの高解像度タッチスクリーンは画面のサイズも明るさも向上し、反射防止処理とアンチグレア処理が施され、タッチ性能も大幅に向上している。
センターフェイシアの幅いっぱいに拡大されたスクリーンの現代的なデザインが光り、メインウィンドウの表示コンテンツは、画面下のハードキーまたはメインメニューから選択できる。
ダッシュボードの画面に表示するコンテンツも、電話やナビゲーション、メディアなど、お気に入りを3つ選択できる。
新型ベンテイガのドライバーインフォメーションパネルは、コンチネンタルGTや新型フライングスパーのそれと同じく、フルデジタル仕様だ。
表示項目はドライバーがカスタマイズ可能で、エレガントなグラフィックスを使ったリアルタイムのライティングエフェクトも魅力的である。
高解像度スクリーンの表示レイアウトは「クラシック」または「エクスパンデッド」の2 種類から選択できる。クラシックビューではトラディショナルな丸形のスピードメーターとタコメーターが表示される。エクスパンデッドビューでは右側のメーターに代わり、マップとメディア情報が拡大表示される。
新型ベンテイガに搭載可能なオーディオシステムは2種類。標準設定のベントレーシグネチャーオーディオは590W、12スピーカーで驚きの高音質を楽しめる。オプションのNaim for Bentleyシステムは、両フロントシート下のアクティブバススピーカーを含めた20基以上のスピーカーで1780Wを発揮。超高音域を再現するため、各AピラーとBピラーにはスーパーツイーターが配置される。
Naim for Bentleyオーディオには「デジタルメディア」モードから「クラシック」モードまで8種類のリスニングモードがある。これは自動車業界では他に例がない。
また、Naim for Bentleyのスピーカーグリルは設計が見直され、照明付きのNaimバッジがプラスされている。
エアイオナイザーも注目の装備です。中央のエアベントからマイナスイオンを放出してキャビンの空気を清浄に保ち、乗員の健康を守ります。エアイオナイザーから放出されたマイナスイオンによって、 空気中を漂うほこりやアレルゲンなどの汚染物質がマイナスの電気を帯び、すぐ近くの物質表面に付着する。 その結果、乗員が呼吸する空気から汚染物質が除去される。
新型ベンテイガのリアキャビンには、新型フライングスパーに導入されたものと同様の新設計タッチスクリーンリモートが備えられる。大きくなったタブレットで、様々なテクノロジーを使いこなすことができるのだ。5インチディスプレイはグラフィックスが一層モダンになった上、内蔵のクアッドコアプロセッサと1GBのRAMによって処理能力が向上しています。タッチスクリーンリモートからは、リアシートのヒーターやマッサージのほか、メディアシステム、ナビゲーション、ムードライティング、ブラインドといった様々な機能を操作できる。
最新技術を採用したヘッドライトもドライバーをサポートする。ロービームは3種類の自動モードを備え、マトリクスシステムは対向車や先行車を幻惑することなく、常にハイビームでの走行を可能とする。
各マトリクスヘッドライトには82個のパワフルなLEDが配置され、高い機能性で安全運転をアシスト。他の車両等を検知すると、特定のLEDが自動的に消灯し、照射範囲を巧みに調整してくれる。
アダプティブヘッドライトの設定は3種類。市街地走行に適した「タウン」モードは時速30マイル(48km/h)未満で作動する。照射距離は短くなるが、照射範囲は広くなる。「カントリー」モードは時速30-60マイル(48-97km/h)で作動し、より遠くまで照射するが、照射範囲は狭くなる。
「モーターウェイ」モードでは照射距離がさらに長くなり、光量が増して視認性が向上する。
フロントガラスに装備された新設計のウェットアームワイパーも視認性と利便性の向上に貢献している。ワイパーアームに22個のヒーター付きウォッシャージェットが内蔵されているので、ウォッシャー液の吹き付け時に視界を遮られることがなく、洗浄効率も大幅に向上する。
初代モデルの大ヒットを後押しした人気の装備も新型ベンテイガにしっかり引き継がれている。ハンズフリーテールゲートや冷蔵機能付きボトルクーラーといった実用的なものから、シティスペシフィケーションやリアビューカメラといった安全をサポートするものまで、幅広く用意されている。