えっ!そうだったの?ベントレー・モーターズのサスティナビリティへの取り組みがハンパない

02 クルー工場で英国ラグジュアリーカーメーカー 初のカーボンニュートラル認証を受賞

昨年10月に、ベントレー本社のクルー工場が、英国のラグジュアリーカーメーカーとして初めてカーボンニュートラル認証を取得した。これは、カーボンニュートラルの国際規格PAS2060に基づき、英国に拠点を置くカーボントラスト社から認証を受けたものである。ベントレーは世界で最もサスティナブルなラグジュアリーカーメーカーになることを目指しており、その実現に向けて大きく前進したことになる。
歴史あるクルー工場のエネルギー効率向上とCO2排出量削減を推し進める取り組みは、約20年前に始まった。1940年代から使用されてきた施設を一部に残しながら、ベントレーは1999年に英国の自動車メーカーとして初めて環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得。その後もさらなるエネルギー効率向上とCO2排出量削減を目指して取り組んできた。
PAS2060の認証取得にあたっては、製造過程でどうしても排出されてしまうCO2については、ゴールドスタンダード財団が管理するカーボンクレジットを購入し、オフセットすることで対応。また、ベントレーは現在、電動化への歩みを加速しており、2025年にはベントレー初のBEV(バッテリー電気自動車)の導入を予定している。
ベントレー・モーターズのエイドリアン ホールマーク会長兼CEOは、「2019年に100周年を迎えたベントレーは、すでに次の100年を見据えています。お客様の価値観を反映した製品とサービスの提供を通じ、サスティナブルなラグジュアリーカーメーカーの先駆けとなることを目指します」と述べている。

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