ピエロ フェラーリがラフェラーリ後継モデルの登場を示唆。フェラーリは10年に1度、その姿を現しているよね…
なんと、非常に速く、非常に技術的に優れているスーパーカーを専門とするメーカーが、また別の非常に速く、非常に技術的に優れているスーパーカーがまもなく登場するというニュースが入ってきた。やっぱり、驚く?
フェラーリの副社長(そしてエンツォの息子)であるピエロ フェラーリ氏は、マラネロで新型EVの生産が予定されている「e-building」の発表会で明らかにした。
「我々は10年ごとに1台、このようなクルマを世に送り出しています」と彼は言い、フェラーリのフラッグシップとなるハイパーカーの登場頻度を示唆した。「必ず何かがやってきます。私はそれが何なのか知っています…」と彼は付け加えた。もちろん、彼はその詳細は明言しなかったが、いずれにせよ、それはもうすぐ登場するはずだ。
フェラーリのエンツォは2002年に登場しました。そしてV12エンジンを搭載したハイブリッド車であるラフェラーリは、11年後の2013年にポルシェ 918 スパイダーやマクラーレン P1に対抗すべく登場した。ご存知の通り、現在は2024年であり、まさに次期モデルが登場するのにぴったりのタイミングと言える。
フェラーリは常に、これらの「halo car」と呼ばれるハイパーカーを、新しい技術開発のショーケースとして投入してきた。F50ではF1由来のV12エンジンをストレスメンバーとして採用し、エンツォでは当時の最速レベルのパドルシフトトランスミッションと、F1での支配を通じて得られたダウンフォースを生かしたのである。
ラフェラーリはどうだったかというと、F1由来のハイブリッド技術は効率性のためではなく、自然吸気のV12エンジンの性能を引き上げるために使われた。では、次期モデルは何を採用するのだろうか?噂によると、フェラーリはV12エンジンを捨て、現在296 GTBに搭載されているV6ハイブリッドに置き換えるのではないかと言われている。
そして、それはル・マンで2勝を飾ったレーシングカーにも搭載されている。というのも、この3.0リッターV6エンジン(チューニングは違うけれど)は、フェラーリが2023年と2024年のル・マン24時間レースで優勝に貢献したからだ。これは、最近のF1チームとは異なり、フェラーリのhalo carにモータースポーツとしての正当性を与えるのにふさわしい要素だと言える。(499Pのエンジンも、F50と同じくストレスメンバーであった)
296 GTBが800馬力以上、V8搭載のSF90が1000馬力近く出していることを考えると、次期halo carはさらに驚異的なスペックになることは間違いない。 フィオラノ サーキット近くでテストされているプロトタイプを見る限り、特別な空力学もふんだんに取り入れられているようだ。
超速のスーパーカーを作るフェラーリが、次に何をするのか? 電気自動車のスーパーカー? あれ、待てよ…
ブガッティ ボリード/ケータハム プロジェクトVの真実/日本のDAMD/プリウス:トップギア・ジャパン 061