この愛らしい小さなフィアット 500が、まもなく電気自動車として登場する。リアル イタリアン カー カンパニーが、イタリアのクラシックカーを電動化する計画があるのだ。
現行のフィアット 500電動車もコンパクトでカワイイけれど、イタリアのカーレストア会社は、もっとコンパクトでヤバいほどカワイイ、オリジナルのフィアット 500を完全に電動化したバージョンを発表する計画を立てている。
取材したザ リアル イタリアン カー カンパニー(The Real Italian Car Company/TRICC)は、このイタリアのクラシックカーを電動化し、ゼロエミッションで、渋滞やULEZ(ロンドンの超低排出ゾーン)の料金がかからない車に変える計画があることをトップギアに説明してくれた。
チームは現在、さまざまなサプライヤーからの提案を分析中であり、現在の初期段階では車両の全体的なコンセプトをまだ確定している最中だ。
「我々は本当のエンジニアリングの領域に入る予定で、それはたばこのパッケージの裏に描かれたようなものではありません」と、TRICCのアンソニー ピーコックは語る。「重量、航続距離、パッケージングなどのパラメータを設定し、そこからどう進むかを検討していきます」
提案は英国、米国、イタリアから提出されており、さまざまなオプションが検討されている。例えば、リアトランクにバッテリーとモーターを配置するか、フロントに配置するか、または前後に配置するかといった選択肢だ。「すべてのEVと同様に、これは重量、航続距離、スペースのトレードオフの関係にあります」と彼は言っている。
「膨大な数のバッテリーを積めば、大きな航続距離を提供しますが、それに伴う重量が増加します。そして、本当にこのような車に320kmの航続距離が必要ですか? また、前後にバッテリーを配置するという概念は車をバランス良くするかもしれませんが、荷物のスペースについて考える必要があります」
「現時点では、バッテリーをトランクに配置する解決策に傾いていますが、まだあくまでも初期段階です」と彼は付け加えた。
計画では、来年初めまでに動作する電動フィアット 500のプロトタイプを完成させる予定だ。「持続可能で拡張可能な方法で行わなければなりません」とピーコックは言う。「適切なパートナーと共に行う必要があるのです」
一方で、彼らは現在、オリジナルの復元された燃焼エンジンを搭載した500の増加した注文をこなすのに忙しいんだけどね。
フィアット 500eのアイスクリームバンが雰囲気ぴったり過ぎる
トム クルーズ、最新作『ミッション:インポッシブル』でEVフィアット500を片手でドリフト
kawaii!フィアット トッポリーノがEVになってカムバック
=海外の反応=
「まあ、これは実際、かなり多くの人が求めていたことなんだけどね!」
「前回の記事で私が言った、クラシックなフィアット500はオリジナルの状態にレストアされるのであって、レストモデリングや電動化はされないということを、文字通り小馬鹿にしている。ありがとう、フィアット」
↑「これはフィアットが純正でやっていることではないけど…。また、この会社ではエンジンをそのままに何台かレストアしているが、希望者にはEVバージョンも提供している」