ケータハムカーズ・ジャパンが「K4-GP 夏 5時間耐久」に参戦。2026年から開催を検討するワンメイクレースのテスト車両が、表彰台目前の最終ラップで燃料切れとなる波乱の展開に。しかし、105周をノートラブルで走り切り、新シリーズへの確かな手応えを得た。
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英国のスポーツカーブランド、ケータハムの日本総代理店であるケータハムカーズ・ジャパンは、2025年8月13日に富士スピードウェイで開催された「K4-GP 夏 5時間耐久」に参戦した。
今回の参戦は、2026年シーズンから開催を検討している「ケータハム SEVEN 170」を使用したワンメイクレースシリーズに向けた、実戦での耐久テストが目的である。使用車両は、日本の軽自動車規格モデルであるSEVEN 170をベースに、スポーツサスペンションやLSDを組み込んだ「SEVEN 170R」に安全装備を装着したナンバー付き車両だ。
決勝レースは8月13日、曇り空のドライコンディションで始まった。予選は行われず、午前10時5分に77台が一斉にスタート。西面一選手、大野偉貴選手、高橋選手、佐藤考洋選手とドライバーを交代しながら順調に周回を重ね、クラス2番手をキープする。
しかし、レース終盤残り1時間半を切ったところで天候が急変し、コースはフルウェットコンディションとなる。難しい状況の中、最終スティントの佐藤選手がマシンを巧みにコントロールし、クラス2番手を維持したまま最終ラップに突入。表彰台は目前だったが、まさかの燃料切れによりフィニッシュラインを越えることができず、レースを終えるという劇的な結末を迎えた。
厳しい結果となったものの、車両は大きなトラブルもなく105周を完走。チームは2026年のレースシリーズ開催に向けた貴重なデータを収集した。
ドライバーからは、「非常にコントロールしやすく、初心者から上級者まで面白く走れるクルマ(大野選手)」「軽自動車規格だが体感スピードが素晴らしく、きっと面白いレースシリーズになる(佐藤選手)」「軽さと運転のしやすさを再確認できた。初心者からベテランまで楽しめるシリーズになると確信した(西面選手)」といったコメントが寄せられており、マシンのポテンシャルの高さがうかがえる。
ケータハムカーズ・ジャパンは、今回の参戦で得たデータと手応えを元に、2026年シーズンからの「ケータハム SEVEN 170」をベースとしたワンメイクレースシリーズの開催を予定しており、今後も顧客により豊かなカーライフとモータースポーツ体験を提供していくとしている。
アルファ ロメオ 33 ストラダーレ/ランド ノリス✕R32 東京ナイトドライブ/R35日本取材:トップギア・ジャパン 068
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