川崎の巨大物流倉庫でドリフト、音楽、ファッションが融合した自動車の祭典が開催された。100台以上のカスタムカーが集結し、伝説のドライバーが華麗なドリフトを披露した。
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2025年10月4日（土）、川崎市のESR 東扇島ディストリビューションセンター1で、「レッドブル トウキョウ ドリフト（Red Bull Tokyo Drift）2025」が開催された。
映画『ワイルド・スピードX3 トウキョウ ドリフト』や漫画『頭文字D』（講談社）をキッカケに、「JDM（ジャパニーズ ドメスティック マーケット）」は世界中から注目を集めている。そこでレッドブル・ジャパンでは、ドリフト、音楽、ファッションを融合した自動車総合エンターテインメントイベント「レッドブル トウキョウ ドリフト」を開催したというわけだ。
一夜限りの完全招待制のカーミーティングとして開催された「レッドブル トウキョウ ドリフト」の会場となったESR 東扇島ディストリビューションセンター1は、普段はトラックが行き交う巨大な物流倉庫だ。
そこのワンフロアを、ネオンライトとDJサウンドに包まれた非日常空間の巨大なクラブへと変身させた。フロアには100台以上のカスタムカーが集結。アストンマーティン ヴァルキリーを筆頭とするスーパースポーツカーから、何がベースかは分からないようなマシンまで、新年恒例のイベントである東京オートサロンでも、ここまでは集まらないだろうと思われるほどのスーパーカスタムカーが、これでもか！とばかりに並べられた。
そしてメインイベントは、ドリフト レジェンドと呼ばれるマッド・マイク・ウィデットらが操るマツダ3とトヨタ GRカローラが、倉庫のランプウエイ（1階から9階までらせん状となっている）を何度も往復するドリフトエキシビション。会場はドリフトカーのエキゾーストサウンドとゲストの歓声で大興奮に包まれた。
イベントの最後には、世界初のチューニングされた「レッドブル ミニ」がお披露目された。このクルマはさらにチューニングされてドリフト走行を可能にするという。そして、そのお披露目の場として「レッドブル トウキョウ ドリフト 2026」を来年3月に開催（場所は未定）すると発表された。
フリースタイルモトクロスからドリフトに転向して、いまやドリフト レジェンドと呼ばれるマッド・マイクは「「何か特別なことを実施し、観てくれる⼈たち皆が楽しめるイベントを創りたいです。本当にクレイジーなイベントになると思います。開催まで待ちきれません。楽しみにしていてください！」とコメントした。
文：篠原 政明 写真：Red Bull Content Pool
400号記念：UK400マイルロードトリップ／フェラーリ F80／フェラーリハイパーカー：トップギア・ジャパン 069
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