ケータハムが英国空軍/RAFと協力して、古いヘリコプターの部品から…このセブン 360Rを製作した。「ヘリコプターに乗れ!いや、そっちじゃない、2.0リットルのフォード デュラテックエンジンが搭載されている方だ!」
ケータハムと英国空軍(Royal Air Force/RAF)が協力して、プーマHC2ヘリコプターのコンポーネントを搭載した、ワンオフのケータハム セブン 360Rを製作した。これには少し興奮してしまう。
すべては、退役後のヘリを記念するための取組の一環なのだ。なぜ再利用した部品で車を作らないのか?それがアップサイクルというものではないだろうか?
ケータハムによれば、プーマのテールとドアに使われていたアルミニウムの表皮は、セブンとインテリアのバルクヘッド用のパネルに作り直されたという。ドアの緊急投棄用ハンドルは、かつてそうであったことを思い起こさせるものとして、そのまま残されている。
ヘリコプターの弾薬箱には車のバッテリーが収納され、パネルはNATOグリーンとデザートサンド。まさに軍用機のイメージにぴったりだ。
室内では、ケータハムのカーボンファイバー製シートとドアパネルに、航空機のキルティング防音パッドが貼られている。この防音材がどれほどの制振効果や快適性をもたらすかは、まだわからない。
ダッシュボードの向こう側には、チョッパーのナビゲーション時計がある。360Rの通常のスイッチギアはミリタリー仕様にアップグレードされ、ヘリコプタースタイルの3段イグニッションを実現するようソフトウェアが設定されているという。なるほど。かっこいい。
1972年から飛行している「XW232」(プーマ HC2として知られる)は、部隊の戦術的移動、前線での負傷者の救出、人道支援や災害救援活動に使用された中型支援ヘリだった。
ボンネットには、RAFベンソンの科学技術工学数学(STEM)チームとケータハム出身者全員の名前が記されている。マクレディー伍長は次のように語った: 「ケータハムのプロジェクトに参加できて光栄でした。航空機技術者(機械)として、ケータハムRAFセブン360のためにプーマから退役資材を取り除くボランティア活動に参加しました。材料が変化していく様子は、とても魅力的でしたね」
「プロジェクトの過程で、私は自分のスキルを磨き、新しいエンジニアリング技術を学ぶ機会を得ることができました。この車を作ったチームの一員になれたこと、そしてRAFの中で科学技術工学と数学を推進できたことを誇りに思っています」
ケータハムのボブ・レイシュリーCEOは、次のように語っている: 「RAFからこのプロジェクトについて打診があったとき、私たちはそのチャンスに飛びつきました。第一に、ヘリコプターの部品を再利用してセブンを作ったのは、私たちの歴史上初めてのことであり、私たちにとって興味深い製造プロセスだったからです」
「RAFのエンジニアが製作の間ずっと私たちをサポートしてくれたので、真のチームワークも生まれました。ししかし、より重要なのは、オークションの収益が非常に重要な慈善活動に寄付されることです」
ブガッティ ボリード/ケータハム プロジェクトVの真実/日本のDAMD/プリウス:トップギア・ジャパン 061
=海外の反応=
「本当に素晴らしく、さまざまな部品をうまく使っている。ペイントやステッカーが違うだけでなく、特別なクルマはこうあるべきだね」
「これは超クール!よくやったケータハム。みんなの好きな航空機パーツのスペシャルビルドが続出しそうな予感」
「もし誰かが普通のケータハムをこんな風に作ったら、センスに疑問符がつくか、まさにキッチュだろう。でも、これは本物だから、とてもクール」
「ケータハム セブンというワードを見て、クリックした。私はプロジェクトで拾ったものを使うのが大好きで、特に航空や他のヴィンテージの乗り物から機械的なビットを使うのが好きなんだ」