ランボルギーニ初のPHEV、ウルス SEはサステナビリティを唱えながらもウルス Sを凌駕するパフォーマンスを誇る。
ランボルギーニ ウルス SEが日本でもお披露目された。「現在の人類が直面している課題については皆さんご存知の通りです。それは、社会におけるカーボンフットプリントの存在と、それが私たち全員に及ぼす影響です。ランボルギーニは非常に高い責任を負っていると考え、サステナビリティだけではなく、顧客を喜ばせ、パフォーマンスを向上させることを目指しています。より持続可能でありながらパフォーマンスを向上させるために努力しています」と、アウトモビリ・ランボルギーニ Head of Japan のダビデ スフレコラ氏は説明する。
ウルス SEは 4月25日現地時間11時に北京国際モーターショー(Auto China Beijing)での一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン・グループ・メディアナイトで発表された。新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類のない車載テクノロジー、800CVのハイブリッドパワートレインを搭載した PHEVモデルは、快適性、性能、効率性、CO2 排出量、ドライビングプレジャーにおいて、Urus S を凌駕している。内燃と電気駆動の「2 つの心臓」によって史上最高のトルクと出力を発揮するウルス SE。CO2排出量を80%削減している。バッテリーは車の後部に配置され、容量は25.9kWh。これにより60キロメートルの電動航続距離が実現した。左側のスタートにあるドライビングモードに加えて、電動パワーユニットの制御のための4つの新しいドライビングモードが追加された。
ランボルギーニがサステナビリティを唱える日が来るとは…。これも時代の変化だろう。だが、ランボルギーニらしい走りの愉しさは忘れていないというから、既存のファンに加えて、これまでランボルギーニを敬遠していた層の心も捉えられそうだ。
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