書評:架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話 いすゞ自動車で、架装車両の企画・製作に長く携わった著者が“架装”を解説

書評コーナーは、架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話。いすゞ自動車で、架装車両の企画・製作に長く携わった著者が“架装”を解説。

トラックをはじめ多くの商業車は、シャシーと架装物の組み合わせで完成する。本書は、著者が実際に経験した内容を踏まえて、架装ポイントや法令を含め実践的にわかりやすく紹介したものだ。

トラックなどをベースとした架装車両は使用目的に応じて、自動車会社と架装物会社の協力により、様々な種類が製作され活躍している。例えばダンプカーやコンクリートミキサー車、保冷車、クレーン車、そして消防車など様々なバリエーションがある。ではその架装するためのポイントは何か。また、法律的に注意すべき点、さらに免許は何が必要かまで詳細にわたり解説している。

本書を読むと街中に走っている多くの運ぶクルマやはたらくクルマにより興味がわいてくるし、架装車両に携わろうとする方への格好の入門書といえる。(内田俊一)

架装車両入門 はこぶ車とはたらく車の話
著者:元いすゞ自動車 綾部政徳
発行:グランプリ出版
定価:3,080円
ISBN978-4-87687-416-3

【日本特集】次期GT-R RX-7 LFA MR2/ケータハム プロジェクトV/日本のボルボオーナー:トップギア・ジャパン 060





トラックバックURL: https://topgear.tokyo/2024/05/70397/trackback

コメントを残す

名前およびメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ピックアップ

トップギア・ジャパン 064

アーカイブ