ケータハム プロジェクト V:272馬力のルーフ付きライトウェイトEV


ケータハム プロジェクト Vは、272馬力のルーフ付きライトウェイトEV。アルピーヌ A110と同じ重さのリア駆動電気スポーツカー、プロジェクトVのガイドツアーに、日本語字幕付きで参加しよう。

ケータハムが実際にルーフのあるクルマを発表した。プロジェクトVのコンセプトは、もちろんクーペの形状だけではないが、ケータハムにとってルーフがあるということは非常に大きな意味を持つ。

ケータハム C120(アルピーヌとの共同プロジェクトが失敗し、実現しなかったスポーツカー)とジャナレリ デザイン-1(ケータハムが最近チーフデザイナーに任命したアンソニー ジャナレリ)を掛け合わせたような外観のプロジェクト Vは、小型軽量でシンプルなEVで、期待できそうだ。

全長4.2m強、全高1.2m、全幅1.9m弱と、明らかにセブンからかなり大きく逸脱しているが、ありがたいことにケータハムは電気自動車のハイパーカー的なパワー戦争には巻き込まれていない。そのため、リアにマウントされた1個のモーターが後輪にわずか272psを送り、150kWで急速充電可能な55kWhのリチウムイオンバッテリーが搭載されている。これにより、15分で20-80%の充電が完了し、航続距離は400kmとなる。

肝心の重量は?カーボンファイバーとアルミのコンポジットシャシーとコンポジットボディパネルのおかげで、ケータハムは1,190kgを目標としている。0-100km/hの所要時間は4.5秒以下、最高速度は230km/h前後になるはずだ。

ケータハムの未来についてもっと知りたい方は、トップギアのトム フォードと一緒に、ケータハムCEOのボブ レイシュリーの案内でプロジェクトVの全貌を見学しよう。

チャプター:
00:00 イントロ
01:23 プロジェクト Vに近づく
04:01 ケータハム CEO ボブ レイシュリー
06:20 なぜ「おとなしめの」パワーに?
08:19 デザインの秘密
09:28 バッテリーパック
11:00 インテリア
14:15 評価

エコ意識のスピードウイーク/ホンダ シビック タイプR/トヨタ GR86:トップギア・ジャパン 058






=海外の反応=
「ケータハムは同じ轍を踏むのか?90年代半ば、ケータハムは21という最初のスポーツカーを製造したが、ロータス エリーゼと対戦して大敗。50台も売れなかったのだ。ポルシェが電気自動車に乗り換えるのは、ただ乗りたいからではなく、排ガスの関係でそうせざるを得ないから。911をICEで維持したければ、それ以外はすべてEVにしなければならない。
ケータハムは、年間生産台数が1,000台未満の他のブティックメーカーと同じ排出ガス規制の枠内にあるため、排出ガス規制はかなり緩和されており、今後10年間、そしておそらくそれ以上の期間、ICE車を容易に製造することができる。

他の誰もがEVに移行する中、ICEスポーツカーの需要はまだ多く、ケータハムはそれを満たすことができる。

プロジェクトVは見栄えのするクルマで、キットカーから2Lスーパーチャージドフォードエンジンを取り入れるだけで、1,000kg以下のクールなスポーツカーが完成する。個人的には、もし私がケータハムを経営していたら、コスワースに行って、"あなたが作っているGMA V12を半分に切って、9-10,000rpmまで回るNAの2L V6をください"と言うだろう。そうすれば、そのクルマはすでに完売する。ゴードン マレー本人だって買うに違いない」
↑「個人的には、これが作られるとは思えない。おそらく、コンセプトとして永遠に残る運命だろう。仮に実現したとしても、あなたが言ったようにケータハム 21のような道をたどるだろう。もちろん、何人かは買うだろうが、販売台数では競合に負けてしまいそうだ」
↑「私はこれが素晴らしいものであってほしいし、うまくいってほしい。実際、私も何度か使ったことがある。ハイパーカーメーカーのロードゴーイングスーパー/ハイパー/ギガカーが、手頃な価格で手に入れやすいものにしようとせず、市場のトップエンドに参入した理由はここにある。いずれにせよ大きな台数を見込めない市場で販売争いをするよりも、そのような市場で存在する方が簡単だと考えたからだ」
「これが好き!新しいシビックRのためにお金を貯める代わりに、このケータハムのためにもっとお金を貯めてみようかな」

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