故コリン マクレーのスバル インプレッサ STi 22Bが8,900万円で落札される 全424台中、英国に渡ったのはわずか16台だった

故コリン マクレーのスバル インプレッサ STi 22Bが8,900万円で落札される。海外向けに製造された25台(日本市場向けは399台)のうち、英国に渡ったのはわずか16台だった。当時、424台すべてが48時間以内に予約販売された。

スバル インプレッサSTi 22Bのプロトタイプ3台のうちの1台が、なんと480,500ポンド(8,900万円)で落札された。S447 YOX、別名シャシー番号000/040は、故コリン マクレーが1990年代の世界ラリー選手権で歴史に名を刻んでいた頃、「面倒なことに巻き込まれる」原因になったマシンだった。

今回取り扱っているアイコニック オークショニア(Iconic Auctioneers)はこれを「間違いなく史上最も望ましい22B」だと考えている。誇張ではない。この特別なスービーは、マクレーの象徴的なラリー仕様のレプリカに限りなく近い。無傷なだけでなく、走行距離は13,000km未満。すごい。

このモデルは、WRCコンストラクターズタイトル3連覇とブランド創立40周年を記念して製作された。肉厚のアーチとハイライズスポイラーがEJ22エンジンと組み合わされ、2.2リッターのモンスターエンジンが別鋳造で作られた。公式には276bhp(日本の要求最高出力280bhpの範囲内に収めるため)だが、22Bは要求されればそれ以上を余裕で達成できるだろう。それよりはるか上を。

どうやら(オタク向け情報だが)22Bは、555WRCのスポンサーシップに由来しているようだ。「コンピュータープログラミングで使われる数字のベースである16進数で22Bなんです」と説明された。ビル ゲイツの台頭と時を同じくして、日本ブランドは時代の流れに乗りたかったのだ。うん、かっこいい。

海外向けに製造された25台(日本市場向けは399台)のうち、英国に渡ったのはわずか16台だった。当時、424台すべてが48時間以内に予約販売され、その価格は40,000ポンド(740万円)と非常に手頃だった。これはかなりのキャピタルゲインだ。

シーム溶接されたボディシェル(WRCカーと同じ形状だと思われる)、特別なギアリング、ツインプレートレーシングクラッチ、強化されたドライブ/プロップシャフト、ドライバー調整可能なフロント/リアデフ、大型ブレーキなど、すべてが22B STiの誇りと喜びを表現している。17インチのゴールドBBSアロイホイールも、静かに語りかける。ただただ、見てほしくなる一台だ。

この個体には、この日を記念するユニークな#000/400プレートが取り付けられている。プロドライブのデビッド ラップワースとマクレーのコ ドライバー、ニッキー グリストが他の2台のプロトタイプを手に入れた。今、幸運にも懐の深い人たちが、「間違いなく」掘り出し物を手に入れたことだろう。

私たちはこの隅っこで、きれいな写真を見て自分を慰めることにしようか…。

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