ベントレーが1920年代のスピードシックスを新たに製造するが、2.5億円でも12台が完売

ベントレーは、新型のブロワーコンティニュエーションの成功を受けて、ルマンで2度の優勝を果たしたスピード シックス(Speed Six)を12台製造することを発表した。ソファーに眠っている5ポンド札を探すのはちょっと待ってほしい。12台すべて、150万ポンド(2.5億円)からという価格にもかかわらず、すでに予約で埋まっている。うっそー!

スピード シックスはもちろんベントレー 6 ½ リッターの性能向上版であり、W.O. ベントレーはパワーを上げるには排気量を上げるのが一番だと考えたのだ。ドライバーのヘンリー 'ティム' バーキン卿はもちろんこれに反対し、それゆえスーパーチャージャー付きブロワーが存在することになったのである。

ベントレーによると、1928年から1930年にかけて182台のスピード シックスが製造され、ホイールベースの短いファクトリーレーシングバージョンが、1929年と1930年のルマン 24時間でウルフ バーナート、ティム バーキン、グレン キッドソンの手に渡り、勝利を収めたということだ。

「法律が許す限りのホンモノを作る」12台のベントレー ブロワーの製造現場にトップギアが入った

ツインSUキャブレター、6.5リッターより高い圧縮比、高性能カムシャフトを備えたレーシングスピードシックスは、最高出力約200bhp、最高速度約125mph(201km/h)で走行した。その速さは、1929年のル・マンでバーナートとバーキンが1周目からチェッカーフラッグまでをリードし、ラップレコードと走行距離の新記録を樹立したほどだった。

「スピード シックスは、ベントレーの103年の歴史の中で最も重要なBentleyの1つです。コンティニュエーションシリーズの12台は、W.O. ベントレーのオリジナルと同じ価値を体現し、エンジニアリング品質とディテールへの狂信的なこだわりをもって手作業で作られます」とベントレーの会長兼CEOである、エイドリアン ホールマークがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでコンティニュエーションを発表した後に述べた。「幸運なオーナーは、この車で世界中をレースし、オリジナルのベントレーボーイズの活躍を追体験することができるでしょう」

この新型車がレースで活躍することを、私たちは願っている。

上の素晴らしい画像に写っている2台は、実は両方ともオリジナルの車で、マリナーが3D CADモデルを作成し、コンティニュエーションのパフォーマンスとハンドリングのデータをベンチマークするために使用されているものだ。

92年ぶりの新型スピードシックスは、今年の後半にマリナー社で製作されるようだ。皆さん、このニュースに興奮した?




=海外の反応=
「売り切れかー、くそー。紫が欲しかったのに」
「VW、アウディ、ポルシェのBEVに4万5000ポンドから10万ポンド(750-1,600万円)を投じる人がいるたびに、彼らは嘘つきで詐欺師のVWグループに寄付をし、その幹部がお気に入りの億万長者の顧客とこうした楽しいプロジェクトで「働く」ことができ、全員が陽気に過ごしていると思ってしまう。一方他の人々は、より重くて汚い、より消費的で短命の高価なガラクタの山を消費するクルマで人生を過ごし、3年ごとに膨大な新車税と罰則の金利を払っている。だから、私たちはVWを愛しているのだ」
↑「だったら、中古車買えばいい。負け惜しみ言う必要ないじゃん」
「政府がこれらの古い(新しい、何でも)軍馬をクラッシュに適合させなければならないと言わなかったのは嬉しいことだ」
↑「…もう、昔のように作れないから」

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