【トップギア試乗】日産 Z:より引き締まって、よりヤバくて、より完成度の高いZだが、欧州で発売されない

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どのくらい払えばいい?
さて、良いニュースは、日産はZが比較的手頃な車であるべきという考えを守っていることだ。つまり、基本的なスポーツは約40,000ドル(500万円)で提供されるということだ。現在の為替レートで計算すると、31,800ポンド(500万円)となり、そこからモデルチェンジしていくことになる。つまり、アメリカですべての装備を備えた「パフォーマンス」は、4万ポンド(635万円)をはるかに下回るということだ。405psのマニュアルスポーツクーペが、そのまま箱から出されるわけだ。VW ゴルフ Rのような普通のクルマでも4万ポンド(635万円)を超える昨今、これはとてつもないコストパフォーマンスだ。ポルシェ ケイマンが5万ポンド(795万円)弱、アルピーヌA110が4万7000ポンド(750万円)弱、ジャガー Fタイプが5万2000ポンド(825万円)からとなれば、気になるところだ。もちろん、これらのクルマは、特にアルピーヌなど、依然として異なる体験を提供しているが、日産Zをある種の文脈の中に置くことはできる。

残念ながら、排出量と効率の問題(現実的には、6-7km/Lくらいだろう)によって、ヨーロッパに日産Zをもたらす計画はないことを意味している。だから、イギリスでこのクルマを見かけることは少ないだろう。誰かがどこかで間違いなく、希少価値や興味のために1台はインポートするだろう。しかし、税金や関税がかかると、かなり高価な'安い'クルマとなるだろう。それに、V6の排気量と燃料価格がビンテージウイスキーより高いポジションにあるため、右足を特にマイルドに使っていたとしても、倹約して走るようなクルマではないだろう。他の選択肢は?アメリカに移住することかな…。でも、それはちょっと極端な話しだ。たとえ日産が作る最も素敵な小型車のひとつであるとしても。

ミラクリニック

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