ドイツのチューナー、マンハートがBMW M2 CSを手に入れ、600psを発揮させたときのことを覚えているだろうか。その弟分として、さらに一歩踏み込んだチューニングを施したのがコレ。M2 コンペティションをベースにしたMH2 630だ。
これはマンハートが2代目M2に捧げるお別れの言葉であり、そのためにあらゆる手段を尽くしたものだ。M235iレーシングカーに搭載されたモンスターリアウィングが目印。ロールケージやレカロ、リアシートデリートなど、インテリアもかなり本格的だ。
これはマンハートが3.0リッター直列6気筒に手を加え、最高出力630ps、最大トルク750Nmまで引き上げたからできたこと。すげえ。ちなみに、純正だと410ps、550Nm。これは「ターボ・パフォーマンス・キット」、CSFインタークーラー、リマップによるもので、マンハートのフラップ制御のフルエキゾーストを装備しているので、パワーアップを誰もが知るところとなった。
M4 GT4レースカーのブレーキと調整可能なKWサスペンションキットも装備されている。ホイールは19インチのアルミ製で、ありがたいことに、マンハートのグラフィックは絶対につける必要はない。ふぅ、よかった。
ネットの皆さん、いかがでしょう?
=海外の反応=
「コンセプトは好きだけど、グラフィック、ロールケージなし、リアシート付き、そして多分、後部座席に小さいウィングがあるのは、ストリートカーとしてはどうかと思う。それ以外は、本当に好きなクルマ」
「ただ、なぜ?と問うことしかできない。こんなパワーは絶対使えないし、スロットマシンみたい」
「JPSの黒と金風のカラーリング?不思議なチョイス」