最終のホンダ NSX タイプ Sは、鈴鹿のラップタイムを2秒縮めた最強モデル

キミ、泣いてるんだね。これがホンダ/アキュラ NSXのラストダンスだ。最高出力600bhpのタイプSへようこそ。メーカーが「史上最も速く、最もパワフルで、最高のハンドリングを持つ量産型NSX」と表現するモデルがこれだ。

このモデルは、NSX生産の最終年を記念した非常に限定された特別なモデルであり、この段落で、先に悪いニュースをすべて話しておくと、イギリスやヨーロッパでは販売されない。また、NSX タイプ Sは350台のみ生産され、そのうち320台は米国をはじめとした海外に、残りの30台は日本に輸出される。

パフォーマンスについてお話しよう。3.5リッターのツインターボV6は、流量を25%向上させた新型インジェクター、新型インタークーラー、そしてレーサーのNSX GT3 Evoに搭載されている新型ターボを採用することで、パワーをアップグレードしている。

また、バッテリーにも改良が加えられ、使用可能な容量が20%、出力が10%向上している。このように、すべてが正しい方向を向いている2022年のNSX タイプ Sは、最高出力600bhp(通常車は573bhp)、最大トルク667Nmを発揮する。

ツインモーターユニットのギア比を調整し、停止時のトルクを向上させているとのことで、発進時には目を見張るものがある。9速DCTにも改良が加えられており、「ラピッドダウンシフトモード」が追加。モードについては、「Quiet」、「Sport」、「Sport+」、「Track」の4つのモードがすべて調整され、クルマのサウンドプロファイルも変更されている。

アキュラによれば、このタイプ Sは、これらの美しい新調整を施した上で、2021年型NSXよりも鈴鹿を2秒速く周回できるという。

タイプ Sの美しい新合金が目に入る。ネガティブオフセットを強めた鍛造5本スポークホイールで、フロントは0.4インチ、リアは0.8インチトラックを広げ、ピレリのPゼロを履いている。その後ろには、ブレンボ社製の新しい6ピストン(フロント)と4ピストン(リア)のキャリパーが標準装備されているのだ。

さらに、カーボンセラミックディスク、カーボン製エンジンカバー、インテリアトリムなどを追加した「ライトウェイトパック」により、NSX タイプ Sの重量は中型犬並み(数字にこだわるなら26.2kg)まで軽量化されている。

少なくとも見た目には、これが速い車であることを示すものがいくつかある。空気の流れを良くするために大きくなったフロントグリル、NSX GT3のディフューザーを参考にした新しいカーボンファイバー製のリアディフューザー、ルーフを含む追加のカーボンファイバー製エレメント、そして「Type S」のデカールだ。

米国でのベース価格は169,500ドル(1,870万円)で、ライトウェイトパッケージを装着したNSX タイプ Sは182,500ドル(2,000万円)になる。

「当社はエンスージアストの会社であり、来るべき電動化時代に向けて、次世代のスポーツカーがどうあるべきかをすでに調査しています」とアキュラは述べている。非常に複雑であり、非常に魅力的なミッドエンジンのスーパーカーがなくなるのは、やっぱ、寂しいかな?

=海外の反応=
「僕は新型NSXの外観のファンだったが、アキュラはそれを台無しにしてしまったようだ」
↑「確かにフロントはちょっとランボのパクリ風になったね」
「見た目は良くなったと思う。特にグリルの黒光りするプラスチックがない。より目的意識を持っているように見える」
「私が見たところ、ホンダとアキュラは人々の要望を何も聞いていない。エクステリアは全く問題なく、むしろそれが最良の部分で、(変更されていない)インテリアが弱点だった。必要だったのは、インテリアを変更してスペースをより有効に使うことと、評判の良いレビューでは好まれなかったドライビングダイナミクスを変更することだった。彼らがしたことは、見た目を悪くし、パワーを与え、サスペンションを調整したことだ。大失敗!!!」
「S…何かが起こるはずだったの?」
「新型NSXが本来持っていた魅力を、タイプ Sにも期待してる。願わくば、現実の世界でも活躍してほしい」
「もっと良くなる可能性はあるが、外見を新しいアキュラのルック(嫌われていた「くちばし」との比較)に沿ったものにするために、きちんとした仕事をした。もっと良くなる可能性があったとしても、それをやってのけたことは称賛に値する。他のNSXと同様に、写真よりも実物の方がより良く見えると思う。オリジナルのように時代を超越できないのは残念だが、ホンダとアキュラは現在も将来も、よりシンプルで優れたデザイン言語を目指しているようだね」
「僕はJDMのファンボーイなんだけど、この「タイプS」はまだまだだ。標準車から26KG削ったというのは冗談で、この「タイプ S」は巨大なクルマのままである。
このハイブリッドAWDアーキテクチャーは、そもそも間違いだった。初代NSXのように、F1の技術をロードスーパーカーに取り入れようとしたのはわかるけど。ただし、90年代のF1はターボエンジンやハイブリッドシステムではなかったから、F1の技術をロードカーに採用することは実際にクールなことだった。しかし、今は時代が違う。初代NSXが成功したのに対し、現行NSXはライバルに苦戦している。このタイプ Sも同じだ。R35ニスモのサーキットモデルを投入して1周すると、おそらく合法的にタイプ Sは、破壊されてしまうだろう。が、依然としてニスモが主なライバルのはず」

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